豪雨被害の様子が大体わかって来た。
今日は筑前町(朝倉郡旧三輪町)にある、江戸時代から続く飴屋の社長さんと電話で話した。
自分の所はまったく被害はないとのことだが、TVで筑前町はなんども名が出るので安否の確認が多くてと・・・被害が集中しているのは、朝倉市杷木(旧杷木町)だそうだ。
被害に遭って町を出る人が多く出るだろう、過疎が進むと心配してあった・・・
秋月の情報も入ったが、ほとんど被害がないそうだ。野鳥川の護岸がわずかに崩れているのをFacebookで見た。
杷木町から東峰村・・・旧宝珠山村(ほうしゅやまむら)あたりが一番ひどいようだ。
ローカルニュースでは伝統工芸としての小石原焼の窯元の1軒が被害に遭った様子を伝えていたので、ちょっとニュースコメントを聞いていたが・・・どうも皿山ではない。
350年の伝統ある小石原焼は40軒の窯元が受け継いで来たものだそうで、50年ほど前の民陶ブームで一気に70軒ほどになったと記憶している。今は50軒ほどだそうだが、皿山地区は昔から変わらない。皿山地区の被害はニュースには出てこないのは、被害があまりなかったのか?小石原焼の話題をニュースで取り上げるのなら、皿山のことにも触れないといけないなー。小石原焼ファンは心配しているのですからね。
20年ほど前にその伝統を受け継ぐ窯元を訪ねたことがある。ご主人と立ち話をしていたが、私がいろいろ質問をするので、まあ上がんなさいと作業場の二階に案内された。私は当時は森林組合の理事長を引き受けたばかりのころで、山のお話などをした記憶がある・・・ご主人は今の小石原焼があるのは、一人の関西の方のお蔭であると言ってらっしゃた。瀬戸物や有田などが主流となり、昔からの技法では時代に取り残されて、とても貧しく困難で大変な状況だった、それを救ってくれた恩人だと・・・という話もあった。詳しくは忘れたこともあり書けませんけど・・・
大分県日田市の小野も被害地域で名が出ます。此処には小鹿田焼の地区、それこそ皿山がありますが、福岡のニュースでは情報が入らない。
カフェ楓も営業を再開したとFBにあった。
今週のオフは、みなみの里へ行ってみようか。