一句鑑賞

思いでのあとさき

井上陽水の代表曲の一つ「少年時代」、この歌詞を書いてみよう。

♪ 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう ♫

♪ 青空に残された 私の心は 夏模様 ♫

♪ 夢が覚め 夜の中 永い冬が 窓を閉じて ♫

♪ 呼びかけたままで 夢はつまり 思い出のあとさき ♫


この中の・・・長い冬が窓を閉じて・・・
冬の季語で「北窓塞ぐ」があり、春の季語で「北窓開く」とある。
彼は歳時記を読んでいたと何かで知っていたが。
北窓塞ぐを、みごとに・・・

夏が過ぎて頬を打つ風がすこし粗く感じ、誰かによりかかりたく心がさまよう
そんな自分の心は青空に残されてしまった、まだ夏を引っ張ったままで
現実はもう冬が来てしまった しばらくは心の窓を閉じていようか
と自分に呼びかけたのだが それも夢の中のこと 思い出の中のこと

と歌ったいるのかな♪
北窓を開くまでは歌っていなくてすべては思い出のあとさきと。

例句の中に・・・そのままの一句を見つけた

北窓をひらく誰かに会ふやうに   今井杏太郎

やはり誰かとの思い出のあとさきを探しているのでしょうか。


陽水のCDはドライブに欠かせない

コメント一覧

一句鑑賞
つまり・・・
陽水 ほんとにお好きなんですね♪
私はここ数年なんですよ彼の曲を聴いているのは。
10年前頃でしたか彼自身の曲をジャズっぽくアレンジしたCDが出ました・・・ブルーセレクションっていうんですが、それを聴いて遅まきながらはまったのです。
でも若い頃は心模様など口ずさんではいたんですけどね。

秋月、柳川ですか(笑)
また出かけますのでその時にでも・・・
有難うございます
ふじ
目が覚めて つまり・・・
http://blog.goo.ne.jp/fuji96
なるほどぉ、北窓塞ぐ・・・ さりげなく季語が隠れてるんですね。 それで気持をくすぐられる曲が多い・・・(^^*
陽水さん大好きなんです。 ときどき記事に出てくるたびに、ニマッとして読ませてもらってました(^^。
レコード2枚、CDは4枚持っていて、その頃、家では流しっぱなしで生活していました。
さすがに最近は・・・・・と思って久方ぶりにCDかけてみました。 陽水さんのあの声なのに!声が最近の声より若い!! 当然かぁ(^^どきどき感は変わらない。
少年時代を心の片隅に持ち続けられればどんなにいいでしょう ・・・ 今でも、ドライブに欠かせない・・・いいことです!!

昨日は、方向オンチの私が 「山家宿(やまえしゅくというのですね!@@!)」 を抜けてファーマーズマーケットまで行って見ましたよ、地図の上ですけどね(^^。
秋月も柳川もまだ行っていません。
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