一句鑑賞

寒き夜は

明日と明後日はオフですが、やり残しのことをしている内に過ぎてしまいますね。

母の物の断捨離も先延ばし状態でした。洋服は昨年に済ませてましたが着物がまったくそのまま残っております。桐箪笥などに入ったまま・・・昨年に抽斗を出してみたのですが、価値が分からない私では申し訳ないと考えて中断中です。知り合いに詳しい人がいるので相談してみようと思ってます。その前にあるだけの物を出してみないといけません(笑)。このことが済めば、ほぼ片づけは終わることになります。

寒のこの時期は、よく東区の箱崎宮庭園に寒牡丹を見に行っていましたが、今年もスルーですね。梅の古木が一本ありまして、白梅が数輪咲いていた時に作ったのが・・・浜風に異国の匂ひ梅早し。

 

さて頭を俳句モードに。

歳時記の例句に

寒夜覚め何を待つとて灯したる   野澤節子

いやぁ今夜は冷えています(今の私です)。

作者は寒の夜に目が覚めたのですが、なんで目覚めたのだろうと明かりを点けたのですね。でもそこには寝屋のいつもの調度でした。でも同時に何かを待っている自分がいたことを覚えたのです。そう考えてみると待つものが見えてくるようです。

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