秋の季語だが・・・鵙の贄(もずのにへ)
鵙が獲物をとがった木の枝や有刺鉄線などに刺して蓄えたものを「鵙の贄」「速贄(はやにえ)」という、と歳時記にあります。
鵙の例句は十句ほど・・・
百舌に顔切られて今日が始まるか 西東三鬼
これは実際にくちばしで切られたものではないことは確か。
ということは鵙のするどき声ではと考えました。
一日の始まり、庭に出たのか出勤で玄関を出たのかは知りませんが、その刹那!鵙が鋭く鳴いたのです。
作者の当時の仕事や生活は知りませんが、今の我々の生活に置いてみると・・・
さあ、今日も元気で!と出かける人もありましょう。
またその日の予定にちょっと二の足を踏むような件があったとき。
モズの声は自分の弱みを突いてくるなと、感じたのではないでしょうか。
棟上げの棟梁の声鵙の声
といったところでむずむずと布団に入ります(^o^)ノ < おやすみー