一句鑑賞

菊池川

玉名のことを少し書きますね・・・

大河ドラマの中でイメージ的に出てきました。金栗君の好きだった人が玉名に嫁に行くときに、菊池川から土手を上がってくる様でした・・・

菊池川から・・・今は堤防です・・・土手の上まで、広い川幅ならではのゆるい傾斜になっています。

鹿児島本線の鉄橋が、河原の駐車場のすぐ下流にかかっております。私が行きました当時は九州新幹線も鹿児島から新八代までの頃です。河原を散策してますと、列車が走り抜けますが・・・その音がなんともいいのです。いわゆる鉄材の音?といってお分かりになるでしょうか?・・・鉄橋ですから当たり前ですが、まわりが静かな分そのすこし乾いた響きが耳に残っております。

河原に俵転がしだったかな?土手の上から米俵を転がして船着き場へ下す場所がありました。石で敷かれた立派なものです。

さて土手に上がった花嫁さんは、こんどは石の橋を渡ります。ここは菊池川のながれを引き入れた高瀬裏川という水路になっていますが、半端な水路ではありません。すべて石積みの深さが数メートル?・・・そして土手側から商家やお米の集積倉庫へと石の橋が架かっております。法面の石積みも石橋の石も黒っぽい石です・・・石の種類までは調べませんでしたが・・・すべての景をみると、よくぞこのようなものを構築できたものだと思いますね。異空間ともいえます。

その石橋は商家などの裏手の入り口になっていています。商家の表通りに出ると・・・酒屋、酢屋、それから米の倉庫かな?おおきな屋敷の土間を手押しトロッコのレールも残っていましたね。

金栗君の想い人はこちらにに嫁いだのかもしれません。

高瀬裏川は今は花菖蒲が植えられてその本数も多いのですが、愛でながら歩く木道の心地よさと左右の石垣の造形と、背をかがめてくぐる石橋など一見の価値がありますよ!

花菖蒲のつんとした蕾と、やわらかくひらいた花に風が抜けていくさまはなんとも言えず好きです。流れにはアメンボもいました(笑)川蟹も・・・

想い出すこと、でした。

飛び石に跳び通せんぼ春の川

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