初物のゴーヤーです・・・もちろんハウス栽培。チャンプルーにしました。
歳時記を開けば・・・秋の季語です。
立秋過ぎて地面のほてりもまだまだこれから、そんな時期にゴーヤーは・・・
小路では日除けにも植えられたりします。
季語としては、荔枝(れいし)・苦瓜・ゴーヤー。
解説は長いので端折ります・・・(-_-;)
例句は秋ですから、その辺を考慮して読んでくださいね。
いつしかに割けて風生む蔓荔枝(つるれいし) 中村奈美子
これも日除けとして植えられたものでしょうか、実は熟れると割けます。そこまでにもなって陽をさえぎり風をというのでしょうか。エアコンなど無い自然の風が夏の終わりを感じさせるものだったのでしょう。
苦瓜の路地より手織り機(はた)の音 栗田やすし
これも昭和の時代、日除けとしての苦瓜ですが、これは家の中から手織りの音が洩れてきているのです。
小生、高3のときでした。友人が西区姪浜に住んでいてときどき遊びに行ってました。狭い路を歩いていますとパタンパタンと手織りの機の音が聞こえます。友人になんやろう?と聞きますと、博多織ば織りよんしゃったい!
ふーん!と感心したものでした・・・そのあと二人で能古島へ渡る姪浜港へ行き、ほとんどすっぽんで防波堤まで泳ぎました。
そんな記憶がよみがえる、パタン、パタンでした。
食としては苦瓜の例句は載っておりません。エアコンの無い時代、自然の風と日除けの為の荔枝でした。
今夜のチャンプルー・・・味が今ひとつ、久しぶりで感が戻っておりません<(_ _)>