一句鑑賞

準備は早めに

昨夜の筑後吉井・・・

これは柳川で有名な「さげもん」という雛段の周りに下げる飾りです。

女の子が生まれると家中の女性たちは、人形を作りはじめます。

ここに写っているものは、毬や金魚?それから、這い這いしている子供、上の方になにか小鳥らしきも見えます。

無事に成長するようにとの願いが込められているのですね。

雛祭、歳時記で開いてみればとても多くの季語が併記されています。桃の節句からはじまり・・・雛の日、雛(そのもの)、ひひな、雛飾る、雛人形、男雛女雛とつづき・・・雛の間といった場所や、菱餅、雛あられなども・・・多い!

もし雅な世界に、写真の「さげもん」(京都辺りでは別言葉になるでしょうが)みたいな風習があれば、間違いなく季語となっていたでしょう。たぶん、おさがりさんとか、否それは無いな(笑)

息災にとの願いを込めて飾られるひな祭り季節が近くなりました。

 

先日に届いた俳誌ですが、先生方の句は、私の感覚では2か月先を詠まれております。どいうことかと言いますと・・・私が今作っております句は今、現在進行中の季節に合わせております。ですから、春隣りとか春近しとかになるのです。

先生方の句は、俳誌が発行される時と季節が合っております。

つまり私の句が、春隣りなどが掲載されるのは、ればですが・・・5月号になるのですね。季節外れとなるのです(-_-;)

このことは昔に先生がおっしゃってましたが、今まで歳を重ねて来た中での経験というか見たもの感じたものを思い起こして作れるということでした。

つまり心の抽斗を検めてみよ!との教えですね。そういえば何度も胸キュンを経験してきているわけですからね(笑)

次号から、少しづつ先生方に追いつけるよう、先を詠みたい。

来月の3月号には、おそらく雛祭の句がものすごく載っていることでしょう。ということは昨11月くらいの投句が対象ですね。

というわけで、ひな祭りの準備も早い方がいいのですね。

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