一句鑑賞

夏の月と蛸壺と

秋アジサイが紫から・・・うすい緑色に変色?してきました。

奥のはまだ紫ですが次第に薄緑いろになります。そのときにまた画像をアップしますね。

はてさてよく降りました・・・大雨の被害が出たところもありました。

でも考えてみますと、昔よりは人的被害も減ってきておりますね。

避難指示とかが上手く機能しているのだろうと思います。

私などの所は、幸いにも被害はなかったようです。

今日、日曜日は晴れて暑かったのですが・・・・

 

で夜に風呂上りに外に出てみますと・・・満月!!?

とてもきれいな月が出ていましたね(笑)

まだ夏の月で詠んでいいですね。

歳時記の解説と例句を読みますと・・・夏の月は涼しさを感じさせるとありますが、同時になんかエネルギーを感じますね。

芭蕉さんは・・・蛸壺やはかなき夢を夏の月

タコが蛸壺に入って夢を見てるわけではないのです。

これは空っぽの蛸壺の並んだといいますか、次の漁への準備された蛸壺のようです。明日には或いは今夜にでも入るであろうタコさんもはかなき夢があるのだろうが、夏の月の季語がなんとも生の営みと命の哀れをカバーしてるように思いますね。

花もタコもはかない夢を見ていますが、芭蕉自身の夢をというか来し方を詠んでいるようにも思います。

といったところで

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