赤牛の肥えてひそかに草の花 句の助 穂に出でて靡く(なびく)も哀れ草の花 久女 草の花絵筆の水をきつてをり 嶋田一歩 杭に似るアイヌの墓標草の花 新明セツ子 草いろいろおのおの花の手柄かな 芭蕉 秋の野には、名も知れぬ草までさまざまな花をつける。紫・青などの淡いものが多く、ひっそりとした美しさがある。と歳時記の解説にあります。 さあ、本を捨て野に出ましょう!