ひと月あまり楽しませてもらったラグビーW杯も終わりましたね。
選手一人一人の頑張りが大会を盛り上げていました。
ベスト4はどこが抜け出していてもいい布陣でしたでしょう。
とにかく予選からどの試合も楽しませていただきました。
久しぶりにラグビーを堪能しました。
午前には投句も済ませて、忙しかった一日の終わりに・・素晴らしい試合を見せてくれました。
なんかすっきりして今の時間となっています。
悲しいニュースがありました。首里城の焼失です。
私は思うのです・・・ああいった歴史的シンボリックな建物や施設遺跡などなど・・・ライトアップしてますね。
これはなぜ?と思います・・・
昨今は桜の名所や自然遺産的なものをライトアップして、人を集めようとする。
この傾向は如何なものかとずっと思っている。
考えてみればすぐに分かるのだが、今回の首里城にしてもその当時は照明など無い時代に建てられていたのです。夜に見上げてもその姿が星空や月明りの下に浮かぶ程度のものだったのですね。
近年、観光資源としてのそういった史跡や遺跡が浮上するのですね。観光客に喜んでもらうため!そうだ!ライトアップしよう!浅はか・・・ここに間違いの始まりがある。
私なんぞ、ライトアップしてどうしたの?くらいにしか思わない。昔の人は自然の灯りの下で楽しんだのを知っていますから。
なんでもかんでも観光資源、どうもそういった風潮はいけませんね。
熊本城も復元されておりますが、ライトアップとかそういった設営は再考していただきたい。
月光に照らされてその雄姿の影を楽しむのが本来の姿だと思う。
私の財布には2千円札が一枚入っております。守礼の門ですかね・・・礼を守る。
札と礼、字は似てますけど・・・木へんとネへん。どちらも昔から人の生活に必要で大切なものです。
礼とは誰が誰に尽くすのでしょうか?
目下の者が目上の者にが礼でしょうか?
本来は上からの礼の方が大切だと考えています。そのへんを表していたのが守礼の門だと思います。
今回の火災で維持管理をしているのが財団だと初めて知りました。
財団の仕事は単に維持管理かなにかは知りませんが、お粗末極まりない。
報道からの知識ですが、巡回していた。あるいは業者は電気の元スイッチは切っていたとかあります。
ほどよい責任逃れ的コメントです。
全国のこういった建造物や史跡などは、夜間に仕事をしないという文科省からの通達というかなんですかね?法律的用語は(笑)とにかく厳禁。今回の原因は知りませんが、工事が関係したとしても、まだ明るい内なら対応できた。
それからライトアップ、これは止めさせた方がいいですね。
桜の名所でもありますが・・・私のHomeGrandな秋月では・・・(-_-;)
桜の古木の枝に電線を張り通してライトアップしている。昼間しか行かないから夜の具合は知らないが、電線が桜の木に括られているのは情けなくて涙が出てくる。夜にだけ歩けばいいかもしれないが、昼間は張りめぐらされた電線が、せっかくの桜をこけにしている。笑わせるなと言いたい。
人を呼べば良いのだ、って感じの浅はかな考えがいろんな事故や事件を産む基になっていることを知らなければならない。
一昔前にも花火大会や、イベントなどで事故で多くの人が亡くなったりしている。
首里城、30年かかったんだって?
失うのは半日で済む。