一句鑑賞

春寒から春めくへ

寒い寒いが続きます。

春寒(はるざむ)・春寒(しゅんかん)・春寒し・料峭(れうせう)が季語ですね。

この季語は、すでに春になった気分が強いと解説に書いてありますが・・・

私の左足の指が、痒く軽いしもやけです、メンソレータムADを塗りました(-_-;)

仕事が土間です、しっかりと厚手のソックスと靴ですと大丈夫ですが・・・

ソックスにサンダルでは指が冷えたのでしょう。

例句を開きますと・・・

さびしさと春の寒さとあるばかり   上村占魚

これ私ではないかいなと・・・(-_-;)

つぎの季語は・・・春めくとなっております。

今回の寒波が過ぎると週末は気温がぐっと上がるらしいです。

そなると一気に春めくんでしょう。

春めくといふ言の葉(ことのは)をくりかへし   阿部みどり女

ようやく春めいて来たとなんども確かめるように自らに言っているのでしょう。

冬から春への移り変わりはどこかに溜めて来た思いが芽吹くときでもあるのでしょう、それを確かめんがために・・・

週末の暖かさの予報が外れることは無いでしょうが、実感したいですね春めくを。

といったところで

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