ハイナンNETの日常

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小桃あまーのお葬式に行ってきました

2016-02-22 01:18:37 | メンバーのつれづれ
今日は小桃あまーの追悼会が台北で行われました。
追悼式の様子↓
https://www.youtube.com/watch?v=Usq-mPxZ6vo

私はちょうど一ヵ月前の1/20に台湾の小桃あまーのお葬式に参加してきました。
小桃あまーに初めて会ったのは2007年中野ゼロホールで行われたあまーたち6人の証言集会。

http://www.jca.apc.org/taiwan-ianfu-support/support_group/2007/07.6.28ama_morita_report_1.html


この会にハイナンネットのメンバー四人で行きました。
この会の確か休憩中にあまーたちがタバコを吸いながら休憩しているところに思い切って話しかけてみたのです。
多分台湾に初めて旅行することを決めていたのか定かではありませんが、盧満妹あまーと小桃あまーに
「台湾に来たらぜひ遊びに来なさい」と言われたことを真に受け、台湾に行ったらあまーのおうちを訪ねてみようと
決めたました。

そして2007年秋台湾へ友達と初めて行きました。その当時婦援会で働いていた友人に車を出してもらい、
新竹にある盧満妹あまーのおうちに行きました。
このときは盧満妹あまーともう一人蘇寅嬌あまーのおうちに行きました。
二人とも新竹に住む客家で海南島に連れて行かれています。

お昼ご飯を食べに近所の食堂に行ったら、また別のあまーとあまーの家族がご飯を食べていました。

彼女たちの生活圏の近さになんだかとても驚かされました。
ここから海南島に連れて行かれ、戦争が終わってまたここで生活を送る。

この後花蓮に行き、タイヤル族のあまーのおうちも訪ねました。
ちょうど二人のあまーはお散歩&旅行で不在だったので、あまーたちが被害を受けた場所に行きました。
そのときの様子→http://www.hl-net.com.tw/blog/index.php?pl=122

ここもあまーたちの普段生活している場所のほんとに近くです。
そういえば一番初めに海南島に行ったとき、あぽが日本軍から隠れるために逃げた場所はこの辺りだよ、という場所を
案内してもらったことや、今もそのときと同じ家に住んでいるあぽたちのことを想いました。


この時はこれで時間切れとなり、屏東に住んでいる小桃あまーのおうちを訪ねることができませんでした。
そして次の年の2008年の夏、二回目の台湾旅行の際にやっと屏東に行くことができました。



お昼頃市場の食堂でご飯を食べ、市場を探検したり、あまーとテレビを見たりして一日を過ごしました。



暗くなってきて市場のひとが仕事を終えて帰っていく中、商いの場をそのまま住処にしているあまーは
夜ご飯を食べたり、テレビを見ながら時々来るお客さんに対応していました。

他のお店はもうやっていないので夜の時間帯に来るお客さんはみんなあまーのお店のお客さんです。


夜の市場は昼の喧騒の中とは違いとても静かで更けていくたびに暗闇がますようで、ここでいつも一人で
眠るあまーは果たして慣れることがあるのだろうかと考えたのを覚えています。


その後台湾に行く度に屏東に行きました。
あるときは台北から屏東への夜行バスに乗ってflumpoolのライブ帰りだという日本語を勉強している台湾女子と
友達になり、のちに一緒に小桃あまーのおうちを訪ねたりしました。

あぽに会いに行った海南島でも言えることですが、彼女たちに会いたいという思いを抱いて目指す道のりの途中で
いつも幾つかの出会いがあります。

その出会いに助けられ、導かれ彼女たちに会うことができている気がします。
そうやって彼女たちに会いに行く度に、台湾に、海南島に縁ができていきます。

それは彼女たちが繋いでくれた縁のような気がします。



ここからやっと先月のお話に戻ります。
今日行われた追悼式は日程的に難しいということで、三日前に急きょ台北行きの飛行機を予約しました。
あまーのお葬式が始まるのは朝八時半だったので、前日に台北入りしました。
高雄着の便と迷ったのですが、結局台北行きの便を選択。

同じくあまーのお葬式に参加する台湾のあまーに寄り添ってきた方と偶然同じ便でした。

飛行機の中ではうーん複雑だないろいろと思いながら「KANO」を見ました。
「KANO」の舞台の嘉義は台湾南部で屏東に行く途中に通ります。

台湾の南の空は海南島の空と色が同じで繋がってるんだなとよく思います。

桃園に着いたのは16時過ぎでそのまま高鐵の桃園駅行きのバスに乗り、30分ほどで桃園駅の高鐵駅に着き
高鐵の終点左営まで一時間半ほどですが、新左営から屏東までが更に30分ほどで、結局屏東に着いたのは
21時過ぎでした。

屏東駅に降りてみると全然見覚えない感じ。。。


てっきり降り間違えたのかと思いましたが、外に出て見て少し歩くと見慣れた風景に出会うことができました。



ちなみに以前の屏東はこんな感じ。
台湾人の友人たちもそろって降り間違えたと思ったそうです。



屏東駅ってあんまりいい宿がなかったよなーと思いふとAirbnbで探してみたらとても安いところを発見。

と書き終わらなかったので続きます。



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