ハイナンNETの日常

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「沖縄戦「集団自決」教科書記述を巡る闘い~「慰安婦」記述の復活

2009-06-14 08:16:09 | イベント案内
バウネット・公開ワークショップ2009~「シリーズ・沖縄の軍隊と性暴力」


第3回 「沖縄戦「集団自決」教科書記述を巡る闘い~「慰安婦」記述の復活
に繋げて ~」

      俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21) 

日時:6月25日(木)6時開場、6時30分~8時30分(予定)
会場:早稲田大学22号館 8階 818会議室
   ※ 国際会議場の門の道をはさんで斜め向かいの黄色のビル(東京メ
トロ東西線「早稲田」駅徒歩5分)

http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

資料代:800円

――2007年9月、沖縄の宜野湾海浜公園で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」には、沖縄県内外からお年寄りから子どもまで11万6千人が集まり、会場を埋め尽くしたことは、まだまだ記憶に新しいと思います。

高校歴史教科書の検定で、沖縄戦でのいわゆる「集団自決」(強制集団死)につい
て、文部科学省が「日本軍に強制された」という記述を修正させようとしたことに抗議するためでした。
 

今回は、教科書問題に詳しい俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21事務局長)を講師に招き、沖縄戦「集団自決」記述をめぐって、教科書検定制度や文部科学省などとの経過とその意味、今後の課題などが報告されます。

VAWW-NETジャパンは「慰安婦」記述の教科書復活をめざし、その参考にしたい
と思っています。

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 VAWW-NETジャパン(1998年に結成、以下バウネット)は、女性の人権の視点から武力紛争下における女性への暴力の問題に対して、聞き取り調査、資料調査、被害者支援、暴力を防ぐためのキャンペーンやアドボカシー、提言活動を国内外で展開してきました。

なかでも、①「慰安婦」問題、 ②沖縄などの米軍基地の周辺に住む性暴力の問題、③アジアなど世界各地の現代の武力紛争下の性暴力問題の三つを活動の柱として取り組んできました。
 
結成11年目をむかえた2009年、私たちは活動の原点にもどって、戦争・武力紛争と性暴力に関する公開ワークショップを開きたいと思います。

今年はシリーズ第一弾として「沖縄の軍隊と性暴力」を統一テーマにして、1年にわたって開催する予定です。

ご存じのように、15年戦争末期に戦場となった沖縄には130以上の日本軍慰安所が開設され、沖縄の辻遊廓の女性や朝鮮人女性が動員されました。戦後は沖縄に米軍基地が過度に集中し、その周辺で性暴力・性売買をめぐって女性たちが多大な被害を受けてきました。

米軍基地撤廃、米軍基地下の性暴力に抗議する女たちの闘いは現在も続いています。

また、歴史教科書の沖縄戦「集団自決」記述の削除をめぐって沖縄県民をはじめ市民の闘いがあったのは、記憶に新しいところです。
 
バウネット公開ワークショップでは、女性の人権の視点から沖縄の過去と現状への認識と議論を深めたいと思います。講師にはこの問題に関する専門家を招き、最新の資料・データに基づいて現状報告、問題・運動提起をしていただきます。
 
この問題を広く共有して、質問応答・議論を深めたいと思います。はじめてこの問題に触れる方も大歓迎します(妨害は除く)。ふるってご参加ください。
--
VAWW-NET ジャパン事務局 龍野瑶子

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戦争と女性への暴力日本ネットワーク
    (VAWW-NET Japan)
Violence against Women in War-Network Japan

http://www.jca.apc.org/vaww-net-japan/
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