リストラされてから世の中の底辺を彷徨っている時、何時もの空想は「南の島」だった。アルバイトももう直ぐ2年、このまま流されて行く事に恐れを感じフィリピン行きを決心。アルバイトを始めた頃は日当5千円の仕事ばかり、まさにその日暮らし。結局手に職が無いと、只の労働力で終わってしまう。サラリーマン時代の経験は全く何の役にも立たなかった。失うものは何も無い気軽さでマニラ国際空港に降り立ったのが35歳の時(ざっと30年前)、貧乏旅行時代から知っていたゲストハウス(マニラ市内)に投宿、当時のお金で一泊P170ぐらいだった。もっと安い宿を探さねばならない、結局ゲストハウスマネージャーのルースさん宅に月P1000ペソでお世話になる事になった。次回に続く。https://www.youtube.com/watch?v=yt_k70KHX7Q
写真はバタンガス「海の家」