花日和 Hana-biyori

暗闇をのぞいてしまった

鈴木大介著、「最貧困女子」を読んでいます。日本の闇の一部を見てしまった…。収入が低いのは、貧困ではなく「貧乏」で、「貧困」は、行政、親類、友人のいずれとも繋がりがなく、孤立無援の状態で生活に困窮していることだそうです。

さらに「最貧困」は、そういった貧困のなかで、セックスワークで日銭を稼ぐしかない女性たちのこと、と著者は紹介しています。

悲惨な、でもこういう人生も世の中にある、と知ることは、暗闇の同じ空間に得体の知れない化け物がいることを知ってしまったような衝撃と恐ろしさがありました。

最貧困の人が化け物というんじゃないですよ。そんな闇社会を内包している日本という国の事実がこわい。
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