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側生地も高級感のある割とお値段が張るものだったけど、12年くらいで色褪せペラペラになり、10年以上タンスの肥やしでした。
すぐに捨てなかったのは、一度母が泊まりに来た時に自分はこれを使い、いつもの布団を母に使ってもらい、ということもあり。
それとやっぱり新婚のときに買ったものだから思い出や愛着があったんでしょうね。
本当は、夫の布団を去年の暮れに買ったので、夫の古い布団を捨てようと粗大ごみ引き取りの予約をしたのですが、いざとなって夫が捨てるのを渋ったため、じゃあこっち(私の布団)を捨てるか、となりました。
新婚時に一緒に買った夫の布団はとっくに捨てていて、それは2代目でやはりペラペラになったものでした。それでも、「まだ使うかも」と言うのです。安物なんですけど、10年以上は使っているので、やはり愛着でしょうか。たぶんもう、使わないと思いますが。
でも私も使わない布団をいつまでもクローゼットに押し込めていたので、人の事は言えません。というわけで、本当は2枚同時に捨てたっていいようなものを1枚残し…。
むかし坂口安吾が小説「白痴」の中で、何かを捨てるにも決意や潔癖が必要だみたいなことを書いていて(ウロ覚え)。ちゃんと捨てるのはそれなりに大事だからという意味もあるんだと思った記憶があります。
それはそうとして、ポテンシャルはなくてもすっかり思い切るまでの時間が、布団の寿命かもしれません。
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