花日和 Hana-biyori

イシデ電さんのマンガ

「餅巣菓さんに呼ばれる」と「ラブフロムボーイ」をお借りして、面白かったです。

「餅巣菓さんに呼ばれる」
長い間地下牢に幽閉されていた”もちすかはるか”さんは、サンリツ計器という小さな有限会社に勤めはじめて3年目、同僚の香田くんが気になって仕方ないようすです。しかし箱入り娘の100倍世間知らずのため、挙動不審な行動ばかり。

最初、もちすかさんの行動が意味不明で若干引いたけれど、3話目のホワイトデーの辺りから俄然面白くなりました。と思って見返したら、ここから完全に香田くん視点になっていたので分かり易かったのね。エキセントリック過ぎる、でもどう考えても自分のこと好きだろって彼女の行動…だけど最初から期待しない性格の彼は「勘違いするな」と自分に言い聞かせるし、彼女のストレートな拒否に盛大に傷ついてしまう。こういうとこ、共感するなー。不思議ちゃんに振り回される凡庸な男なんです。でも、わるいこじゃないよ!君はわるくないよ!と言ってあげたくなりました。

「ラブフロムボーイ」
4話短編が入っていて、「世界の終りの、そのあとで」と「ニットメン、毛糸を買いに」が良かったです。イタイ、イタイ感じがつらいけれど、人の気持ちの弱い部分をうまくドラマに仕上げてるなあって思いました。
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