昨日の朝 太極拳教室もヨガ教室も無い日でしたので午前中は家の中の
片付けとブログを読ませて頂いて 夕方 日が傾きかけて涼しくなるころから庭仕事をしようと予定を立てていました。
のんびり朝食の後かたずけをしていたところに兄から電話が
「爺さん(父)が胸のあたりが痛いというのでお医者さんに連れて行きたいのだけれど5月に総合病院から貰ってきた紹介状が見つからないので〇〇子(私)がもしかして持っているのではないかと電話したのだけれど」と言うのです。
確かに5月総合病院で「容態も安定していますし 高齢でも有りますので次回から地元のお医者さんに行って下さい」と言われ地元のお医者様への紹介状を貰ってきたのは父に付添って行った私です。
が ボケていない しっかりしているということに自信ののある父は
自分のものは全て自身で管理しているので父に紹介状を渡して「今度△△医院に行く時はこれを持って行きますから大切にして置いてください」と言い そして兄にもその旨を伝えておきました。
紹介状が見つからない父は痛いと言いながらもお医者様に行くことをも
渋り出しているとのことです。
もう仕方がありません。 実家に行ってガサガサ家探しするのは私しかいません。
父のバッグをひっくり返して中身を調べて 父の使っている机の引き出しを
全部開けてガサゴソ探しましたが出てきません。
父は父なりに整理しておいた引き出しを引っ掻き回され不満顔です。
兄は兄で「爺さんにも自尊心が有るのだからそんなに引っ掻き回さなくても・・・」という始末です。
確かに兄の言う通りなのです。 だからこそ健康保険証も診察券も提示した後は必ず父に返して父が管理していたのです。
でもここの所 何回かは病院に行く日の朝は大騒ぎでした。
診察券が無い 保険証が見つからない 財布がない等々
それでも父が探し出すのを待って予約の時間に遅れていくこともしばしばでした。
今回は探すのを諦めて地元のお医者様に連れてゆき次回に再発行の紹介状を
持参することにしました。
レントゲンの検査の結果 骨も肺も異常が無いので多分超高齢なので
クシャミをしたときなどに骨に小さなひびが入ったのでしょうとのことで
痛み止めと 湿布薬を処方されました。
実家に戻って間もなく父は粗相をしてしまい情けないという表情で棒立ちに
なっています。
兄と一緒に父の身体を拭き浴室で洗いながら 兄に言いました。
「こういうことが何回も有ったの? 兄ちゃんにばかり負担かけていて・・・ありがとね」 「いや 今日で2回目だから大したことは無いよ」
「ところで 介護保険の認定だけでも申請しておいたのほうが良いと思うのだけれど・・・102歳 そろそろ看取りの事も考えておかないと・・・・
自宅でだったら往診のお医者様や訪問看護のことも考えておかないと・・・・」 「そうだな 今まで爺さんが介護保険を使わないことに誇りを持っているようだったから申請しなかったけれど 考えておかないと
いけないな」 ということで地域包括支援センターに行って申請をしてきました。
今月28日判定をする方がお見えになり その後2~3週間で決定するようで
す。
写真は梅雨明けの前日の庭の鹿の子ユリです。
父にはこのことを知らせていません。 どのような反応をするのでしょう。
介護保険を使って少しでも快適な自宅での生活が出来るようケアマネさんと
相談していけたらと思います。