今日、歯の治療が昼前に終わったので馴染みのお店へ定食を食べに行きました。
外食時、注文することのないハンバーグですが、このお店に限り定食は何でも食べる私です。
ハンバーグも勿論とても美味でした。
食事が済んで帰ろうとしていたら、私がおねえさんと呼んでいるこの店の主/あるじが「これ聴いてって」と言ってカセットテープを回してくれました。
越路吹雪さんの追悼番組みたいなものをカセットテープに採っておいたもののようでした。
あまり上手な録音状態ではありませんでしたが、それでも越路吹雪という人間の素晴らしさが伝わってきた内容でした。
おねえさんはお店が始まる前にそのテープを聴いて、それからお店を開けるんだそうです。
それはおねえさんにとって心のエネルギーのような、働ける原動力のようなものらしいです。
私はテレビを見ることもないし、越路吹雪というエンターテイナーのこともほとんど知りませんが、映像なしで歌だけで感動を与えられる人だってことは分かりましたね。
テレビ番組の映像を見ていないのに、私の脳裡にもその人の歌声は響いてきましたから。
そのあと、予定通り図書館に立ち寄りました。
ほぼ1年振りのこの街での図書館通いだったのであちこち歩き回ってしまいました。
1ヶ月半の入院生活を経てようやく社会復帰ができたばかりのこの頃なので疲れてしまったんですね。
ヨロヨロ、クラクラしながら図書館を出てきたら笛や太鼓などお囃子の音が聞こえてきました。
図書館の帰り道、祭りの行列に遭遇してしまったんですね。
思わずケータイ写メでパチパチ撮ってしまいました。
こんな山車/だしが27台もお披露目されるお祭りなんですよ。
紙や木や布などで作ったのかな?・・・とっても大きな山車/だしです。
この手の手作り工作のうちでは、もしかしたら世界一の工作ではないのかなーって思えるくらい天晴/あっぱれなものなんですよ。
毎年7月31日が前夜祭で8月3日まで催されているこの街での大切な祭事です。
網戸の向こうから蜩/ひぐらしの鳴き声が聞こえてきますよ。
日中かなり暑くても気温差の激しい、そして東京などに比べると少し湿度が低くめの街です。
今は、涼しい風が気持ち良く流れています。
ご参考まで、少しの期間、この祭りのサイトを掲載させていただきます。