花笑 はなえみ

          呼吸を大切に 呼吸を忘れないで と願っています

クリスマスが近づくと開きたくなる絵本★ぐりとぐらのおきゃくさま

2022年11月14日 23時20分15秒 | 絵本
こんばんは 11月14日、夜11時22分です。
じっとしてブログを書いてたらだんだんと冷えてきました。
当地方の明朝の気温2℃だそうですが、冬です。

こんな夜は枕元に置いて眠りにつきたい絵本があります。
それは★ぐりとぐらのおきゃくさま★です。

かわいい野ネズミとその仲間たちのほのぼの物語なのでおやすみ前にはぴったりだと思います。
 
 よろしければ → ごらんください 

ではおやすみなさい。

探しものは希望の灯のある所

2017年05月06日 13時11分35秒 | 絵本
人の役に立ちたい。誰かのために何かしたい。そう思っています。
実際のところ、何をすればいいのか? どうすればいいのか?
どんな人が、どんな所で、どんな事で困っているのか?どんな助けが欲しいのか?
こんなこと、もし、悪人が考えて、この段取りを悪用したらどうなるのでしょう?
悪人がお金儲けの為に、素晴らしい方法を利用したらどうなるのでしょう?
悪いことをするためのお金を稼ぐために、悪用したらどうなるのでしょう?
そんな悪い考え事も織り交ぜて作品を構成したいと思っています。
こんな事を考えていたら胃が喉元が・・・気持ち悪くなってきました。

己の為に、己の一族の為に、他の人びとを虐げることのないように祈ります。
己の為に、己の一族の為に、他の人びとを偽ることのないように祈ります。
その逆もしかりですけどね。

人々がより良く命を繋いでゆけるように、その為に考えましょう。
人々がより良く善を繋いでゆけるように、その為に生きましょう。

幾億という歳月を積み重ねてきたこの星の上の、命のリレーの途中にすぎない、
今は人間が謳歌しているこの星、この世界なのですけどね。
    
絵本作りの思案中、命のカタチを考えます。
ヒトのカタチ、ヒト以外のカタチ、実在のカタチ、空想上のカタチ、
滅びてしまった種のカタチ、新種の命のカタチ、際限がありませんね。

次へ繋ぐのならば血よりも良き心こそ繋いでいくことを願います。   
命が恐怖でおびえることのない人間社会を願います。

ほんとうに。

こんな時はエリサ・クレヴェンさんの絵本が気持ちをほっとさせてくれます。
「ちきゅうはみんなのいえ」「あかいことりとライオン」「おひさまパン」などお薦めです。

絵本 川はたまげたことだらけ

2016年01月17日 11時29分45秒 | 絵本
 川はたまげたことだらけ
 作・絵/田島征三  出版/学研

 絵の具をドロリドロリと塗りたくったような画風です。
 でも、にごって見えないのは、形や色の対比的な描き方のせいかもしれません。
 それと、白い絵の具を沢山混ぜ込んでいるせいか、濃い色使いなのに柔らかく見えます。

 3人の親子の表情がとても豊かに描かれていているし、驚きの連続だし、うわぉーっ!!っていう感じです。

 絵は、上手いのか下手なのか、はっきりとは解りませんが、とても魅力的です。
 文も、意味不明と思えたりもするのですが、その文と絵がうまくつながっていて、掛け合いのリズム感が感じられました。

 他にも、ねこ、おおきなさかな、でっかいサツマイモ、川えび、きゅうり、カッパなどが登場していて、スピード感もあり、ほんとうに楽しい絵本です。

絵本 シオドアとものいうきのこ(外国)ぞうくんのさんぽ(日本)

2016年01月12日 09時01分57秒 | 絵本
 2冊ともシンプルでダイナミックな手法で表現されていて、そして美しい絵本です。

 「シオドアとものいうきのこ(えらくなりすぎたねずみのはなし)」の方は、ちょっと哲学的で、ちょっと振り返って考えてしまいそうな絵本です。
 もう一方の「ぞうくんのさんぽ」は、ほんとに幼い子ども向けの絵本です。


1.シオドアとものいうきのこ(外国の絵本)
   (えらくなりすぎたねずみのはなし)
 作:レオ=レオニ、訳:谷川俊太郎、発行:ペンギン社
 
 こちらの絵本に登場する4匹の仲間は、とかげ、かえる、かめ、シオドアというねずみ、です。

 それぞれが自分の得意なことを自慢するのですが、シオドアの「逃げられる」という自慢話に他の3匹は大笑いしてしまいます。
 しかし、そこが肝心なことと分かったのは、ラストシーンだったのですが、あとの祭りでしたね。

 シオドアは、逃げるのがほんとに得意なんだなー、と分かりました。
 

2.ぞうくんのさんぽ(日本の絵本)
 作と絵:なかのひろたか、レタリング:なかのまさたか、発行:福音館書店

 こちらの4匹(4頭かな)の仲間は、ぞう、かば、わに、かめ、です。
 こちらは、ほんとに非の打ち所のないくらいの仲良しです。

 淡い色使いの中にも、線描が大らかにしっかりと描かれていて見やすい絵本です。
 みんな一緒に池の中に落っこちちゃっても、ごきげんな仲間たちです。

絵本 かみさまはひつじかい

2016年01月07日 12時41分25秒 | 絵本
 かみさまはひつじかい
 ターシャ・チューダー絵 日本キリスト教団出版局発行

 絵本の作者が聖書から受けたインピーレーションで描いた作品なのでしょうか。
 聖書の詩編23編のイメージのようです。

 全ページ牧歌的な印象が漂っている素朴で美しい絵本です。
 コーギ犬、うさぎ、りす、うし、やぎ、ことり、たか・・などの動物と少女が描かれています。

 
 ゆったりしたソロピアノの曲を聴きながら眺めていると気持ちがほぐれとても落ち着いてきました。