念願の、赤牛岳~読売新道に行ってきました。
2012年8月24日(金)~27日(月)の4日間。
コースは、新穂高温泉から入山し、~鷲羽岳~水晶岳~赤牛岳~読売新道~黒部ダム。
ツアーを利用。ガイドさん+添乗員さん+参加者13人の合計 15人。
↓2001年夏に、友人のNさんと裏銀座コースを縦走した時の記録写真です。
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こうして、赤牛岳と続く読売新道の大きな尾根を見ていますと、
なかなか手強いこの道を、よく歩き通したなー と、微笑んでしまいます。
毎日の行程は10km以上の登降でして、
特に3日目の水晶小屋(2900m)・・水晶岳(2978m)・・
赤牛岳(2864m)・・読売新道・・奥黒部ヒュッテ(1500m)は、
17kmありました。
北アルプス総合案内所から届いた「ご案内状」には、
「このコースは超健脚者向け(CC)の為、
充分にトレーニングを積んでご参加ください。」と、
赤文字のスタンプが押してありました。
まことにもって、厳しい、体力勝負のコースであります。
↓2012年夏(今回)の、記録写真です。
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ところが、初日から、ツアースピードに遅れがち。
追いつこうと無理をして、体調を落としてしまいました。
その原因は、トレーニングが不十分だったのか?
ザックが重すぎるのか?(今回、体重の四分の一でした。)、それとも加齢? それとも?
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何かを食べれば、気持ちが悪くなりそうで、胃に入るのは、
お湯、お茶、スポーツドリンクばかり。
ますます食欲がなくなって、体は消耗し、ザックはずしんと重く、体はヘロヘロ。
体力が復活したのは、読売新道の下山に入ってからでした。
樹林帯に入っていくらか涼しくなったら、お腹が空いてきたのです。食欲復活です。
そこで、アミノ酸の入ったスポーツ系ゼリーの「即攻元気(商品名)」を
じゅるると飲みましたら、
それまでは、足が止まってしまうのではと不安であった大腿四頭筋が、
しゃんとして足の運びが安定し、スピードが出てきたのです。
これには、添乗員さんもびっくり。「今まで、何していたの!」「温存してたのでしょ!」って、
まるで、ポパイのほーれんそう効果 のようでした
。
T添乗員さんの、歯に衣着せぬ物言いは、一見厳しくはありましたが、
このような深い山の中では当たり前のこと。
言葉の奥の優しさにふれ、胸中涙することもありました。
振り返って、今回の山旅は、たくさんの思い出とともに、
私の今後の山旅を考えるという課題を突きつけられたといいますか、
残したと言いますか、そういった意味でも良き登山でありました。
富士山に引き続き、簡易的な投稿をさせていただきました。
後ほど、きちんとまとめたいのですが、忙しくなると、
恥ずかしながら、このままになっちゃうかも(;´▽`A`` 。
2012年8月24日(金)~27日(月)の4日間。
コースは、新穂高温泉から入山し、~鷲羽岳~水晶岳~赤牛岳~読売新道~黒部ダム。
ツアーを利用。ガイドさん+添乗員さん+参加者13人の合計 15人。
↓2001年夏に、友人のNさんと裏銀座コースを縦走した時の記録写真です。
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こうして、赤牛岳と続く読売新道の大きな尾根を見ていますと、
なかなか手強いこの道を、よく歩き通したなー と、微笑んでしまいます。
毎日の行程は10km以上の登降でして、
特に3日目の水晶小屋(2900m)・・水晶岳(2978m)・・
赤牛岳(2864m)・・読売新道・・奥黒部ヒュッテ(1500m)は、
17kmありました。
北アルプス総合案内所から届いた「ご案内状」には、
「このコースは超健脚者向け(CC)の為、
充分にトレーニングを積んでご参加ください。」と、
赤文字のスタンプが押してありました。
まことにもって、厳しい、体力勝負のコースであります。
↓2012年夏(今回)の、記録写真です。
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ところが、初日から、ツアースピードに遅れがち。
追いつこうと無理をして、体調を落としてしまいました。
その原因は、トレーニングが不十分だったのか?
ザックが重すぎるのか?(今回、体重の四分の一でした。)、それとも加齢? それとも?
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何かを食べれば、気持ちが悪くなりそうで、胃に入るのは、
お湯、お茶、スポーツドリンクばかり。
ますます食欲がなくなって、体は消耗し、ザックはずしんと重く、体はヘロヘロ。
体力が復活したのは、読売新道の下山に入ってからでした。
樹林帯に入っていくらか涼しくなったら、お腹が空いてきたのです。食欲復活です。
そこで、アミノ酸の入ったスポーツ系ゼリーの「即攻元気(商品名)」を
じゅるると飲みましたら、
それまでは、足が止まってしまうのではと不安であった大腿四頭筋が、
しゃんとして足の運びが安定し、スピードが出てきたのです。
これには、添乗員さんもびっくり。「今まで、何していたの!」「温存してたのでしょ!」って、
まるで、ポパイのほーれんそう効果 のようでした
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T添乗員さんの、歯に衣着せぬ物言いは、一見厳しくはありましたが、
このような深い山の中では当たり前のこと。
言葉の奥の優しさにふれ、胸中涙することもありました。
振り返って、今回の山旅は、たくさんの思い出とともに、
私の今後の山旅を考えるという課題を突きつけられたといいますか、
残したと言いますか、そういった意味でも良き登山でありました。
富士山に引き続き、簡易的な投稿をさせていただきました。
後ほど、きちんとまとめたいのですが、忙しくなると、
恥ずかしながら、このままになっちゃうかも(;´▽`A`` 。
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今行きたいところは入山者の少ないところばかりですから
はて、来年の夏はどうしましょうか(^^)
さて、読売新道ですが、
赤牛岳~読売新道の岩場を下り樹林帯に入って
ホッとしたのは束の間のこと、苔で滑りやすいやら、
覗きこむほどの段差がいくつもありまして、
まず、上からのぞいて足場を確認してから、後ろ向きで降りるのです。
下りですからよいようなものの、反対に黒部湖の方から登ってきたら
身長150cmもなく腕力もない私は相当難儀をしたことでしょう。
みんなも、「あんなところよく登って来るね」とは、
翌日、小屋から黒部ダムまで歩きながらの会話でした。
ネットでも下りに取る方が多かったのですが、「そうよねー」と納得でした。
コメント、いつもありがとう。
励みになっております。
何時もながら遅くなりまして、すみません。
分厚いお座布団を、ありがとうございます。
このコースは、一般の登山者にとっては厳しいコースですから、
志を遂げることができて良かったです。
みんなの小屋到着は私よりも「3分ぐらい速かっただけよ」と
教えていただいたことも、嬉しいことでした。
夕飯前に一応「ごめんなさいね」ということで
缶ビールを飲んでいただいたら、大変盛り上がりまして、
これも忘れられない思い出となりました。
山小屋のビールは平地と比べ高価なので、
お財布の方はだいぶ軽くなりましたが。
大変でした。
それでも完走良かったですね。
団体行動はつらいものがありますから、ご無理のないよう、お願いいたします。
まあ、しかし、良く歩かれました!!
ご褒美に分厚いお座布団を。
10キロ以上のザックを背負って、3日間歩く・・・凄いです!!
おかげ様で、普通では見られない素晴らしい景色を見せていただきました。
ご無事で何よりでした!!
コメントありがとうございます。
励みになります。
コメントありがとうございます。
「ザックの重さ10kgちょい」ではとは、さすが山慣れ
しているおみやさんね。
昔、初めてアルプスに行くときに先輩から10kg
背負えないようならば連れて行けないと言われ
お米を背負って練習したことを思い出します。
近年は登山グッズの軽量化が進んでいますから
工夫の余地はあるかと思いますが、
8月後半のアルプスでの天候悪化に備えて、
暖かな帽子、暖かな手袋、薄いダウンも持ちた
いし、もちろんレスキューシートだって・・。
な具合に、自分のこだわりもあって、どこまで
持つか持たないか、判断が難しいです。
食欲が出てきた後半、体調は復活しましたが、
山では食べられないといけませんね。
お花散策いいですね、私もそうしますよ。
先を歩まれるおみやさんを関心を持って見つめています。
コメントありがとうございます。
体重は41kg前後、身長もちょいちょいでして小柄
なんです。ということでザック重量は小屋泊まり3泊・
小屋での水補給ありで、約10.5kgでした。
この程度は普通と思うのですが、ツアー登山に
慣れていらっしゃる方々は、コンパクト&軽量化
されています。
そのことを考え軽くしましたが、お聞きしたら8kg
とか9kgとか。私、まだまだでした。
小柄タイプがみんなに合わせるには、登りの段差
のあるごとに高ければ高いほどフルパワーでして
呼吸が乱れます。
これまではすぐに追いつけたのに今回は・・
で、加齢かなと。
ザックの重さ比較は大きいけれど、こちらの要因も
遠からず遠からずあたっています。
マイペースならばまだ行けると思うのですが(*´∇`*)
お励ましありがとうございます。
富士山に登って事前トレーニングしたつもりでしたが
効果があったのかなかったのか、しんどかったです。
北・中央・南アルプスは、ブログをはじめてからは
あまり出かけてはいないので投稿チャンスに
恵まれなかったのですが、
その当時は毎シーズン出かけていました。
メジャーな山、たくさんの百名山が集まっていますから。
水晶岳は百名山、赤牛岳は二百名山です。
水晶岳から赤牛岳は尾根続きですが、
赤牛岳まで行く登山者は少なく、
まして読売新道を行く人はほとんどいません。
2001年に友人と二人で裏銀座を縦走した時
の私たちも水晶岳まででした。
「いつか行けたらいいね」と話して11年。
友人は今や高山には登らず、単独で行くには
入山者が少なく17kmの間に山小屋がないので
安全を考えてツアーに参加し、夢を達成すること
ができました。
体力的にお粗末なところもありましたが、
今は、満足しています。
コメントありがとうございました。
コメント、ありがとうございます。
一番長い日は17kmありました。
3000m級の山々は酸素がうすくて、
荷物の重さが堪えました。
経験がないわけではないのに、こんな風になった
のは言葉にしたくないけれど、加齢かなー。
大きな段差を登るには小柄タイプはその度にフル
パワーですが、これまではすぐに追いつけたので
すからねー。
ちょび、悲しいですぅ
コメントありがと!
起伏のある平地12~13kmは、お天気・曜日・時間帯に
さほど影響されないので、月に3回程度歩いてい
ますが、トレーニング登山は、いろいろと制約が
あるので、思うようにゆきません。
ガイドさんのお話では、それぞれ使う筋肉が違う
ので、平地では効果がないとおっしゃっていました。
もっと頑張りたいけれど、頑張ると日常仕事が
辛くなるし、眠くてブログもできなくなって、
うーん、筋力維持って、もう大変です。
コメントありがとうございます。
CCコースの参加基準が設けられていまして、
基準をクリアしているので申し込み、参加を許可されたのですが・・。
登りは遅れましたが、下りは追いつきましたので、
良かったかなと。
添乗員さんには、お心を煩わせご迷惑をかけてしまいました。
何時も、一人や仲間で登っていますから、
ツアーの歩き方に慣れていないこともありますが、
一番の要因は、ザック重量が重かったことでしょう。
小柄な体格の割には、ザックが大きく重くなってしまい毎回、悩みます。
今後、空気の薄いアルプス級の縦走ツアーに参加するならば、
思い切った軽量化を断行する。
できなければ、入山者の多いコースを個人山行で
と考えています。
三日目の水晶小屋~水晶岳~赤牛岳~奥黒部ヒユッテまでは、
17kmありました。
3000m級の山々の縦走は、平地よりも酸素が薄いので
できればマイペースで行きたいところですが
ツアーに参加しているのですから、そうもゆかず・・。
後半盛り返し、到着は3分程度の遅れだったので、
まあ、許していただける範囲かなと。
やっぱり、瞬発力・スピードが落ちてきたみたい、年齢かなぁ。
翌日、黒部ダムから、はるか遠くに見えた見た赤牛岳。
あんな遠くから歩いてきたのかと、感激でした。
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。
ご紹介、ありがとうございました。
昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮、深謝、深謝です。
相変わらずがんばっていますね。
私など足を踏み入れたこともない奥にある山々、体調が悪かったにもかかわらず歩きとおしたことは本当に立派です。
リュックの重さが体重の四分の一とは驚きです。ざっと計算しても10Kを超えているのでしょう。凄いです。
私は全く駄目になってしまってもっぱら花散策です。
ブログで加齢の言葉も見られましたが
華麗なる山歩きの妙齢のご婦人が言われると
彼がいない読んでしまいます。
体重の1/4 尊敬のまなざしで読みました。
大変な行程ですけど、山好きにはたまらない
コースだと思います。紹介される山の名前も
登山通の世界を感じる名でした。
色々道中の苦労はありましたでしょうけど、
無事行ってこられたわけですから何よりで
したね。続編を期待しています。
私が若い頃、霧島の韓国岳に少しだけ荷物を背負って登りましたけど、5合目でギブアップでした。。
情けなかったです・・・
帰りは膝に来るし・・・・・・
hanasakuokaさん~~尊敬しちゃいます~~
黒部ダム・・・・
一度だけ観光バスで・・・・
ケーブルカーで展望台・・そこからロープウェイ・・・・
景観は最高でしたけど寒かった事だけは覚えてますね~~(笑
しかし~体力は凄いですね~~
ヘロヘロになっても、じゅるるで復活できるなんて。
私もあやかりた~~~~い。
普段ちゃんと体力をつけるように努力されているからこそ
効くんだわね。
読んだだけでもぞっとするような距離を歩くなんて
憧れです、hanasakuさま。。。。。
100段昇って・・・ダムも迫力あったけど、展望台から見た山々はすばらしかったです
hanasakuさんが体調悪かったなんてあんまり記憶にないけど、
山の10kmはさぞかしたいへんだろうと