須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

美猫づくし!花月の女神猫💛須磨駅前名酒店の招き看板猫

2021-10-29 12:12:01 | 猫の物語
少し寒くなってきましたね。朝晩にお気をつけくださいね。
花月猫ちゃん達にとって、気持ちよく過ごせる期間はあと一月、12月に入ると冬将軍がやって来て、また辛い越冬の時間が始まります。

今年は猫小屋もあるので東エリアは少しましかな??東エリアには仔猫が多くなって、シャム風パンちゃんや明るい癇癪玉ロロちゃんが帰り辛くなっているのか、あまり姿を見せません。ロロは定住のように東エリアにいたのに寂しいです。若い子に押されて外へ出てしまいました。谷での越冬はさらに辛いく厳しいと思って心配しています。

西エリアはロロのお母さんコロ(ブログのマーク)が定住するようになって、ハルちゃんやシマ子の立場が弱くなってきました。男子もマリオの定住で雰囲気が変わっています。ラビ&ニャニャは南の狭いエリアで子育てを続行、ウニ太郎&ジジは仔猫の多い東エリアを避け、西エリアで子供達をデビューさせようとしています。そう言えばコジマもボブも西エリアに出てきたのでしたね。

勢力範囲が変わって、ニャン間問題も勃発しますが、協力して冬を乗り切ってほしいと思っています。

さて、話題一転。花月の美猫を紹介してみましょうね。

まず、凶暴女子gooちゃん。淡いグレーでちょっとふわっとした毛はそのまま、プリッとしてさらに可愛くなりました。まだ手が出ますが、人との距離も近くなって、少し懐いてきたように見えます。背中は触れますが、油断大敵ですよ~。


ゾロ。ナツカナイーズは既に卒業。食いしん坊なので手が出て困っていたのですが、最近は頭も撫でられるようになりました。むぎうりなみ♀のお母さん。みんな良いところに貰われて行きました。体力が回復して、姿かたち身目麗しいです。gooちゃんもそうですが、2歳になるまでが一番綺麗ですね。


ビクトリア。段々ビビに似てきました。ビビの短毛系です。ビクトリアとよく似た兄のビリーと共に最初はおとなしい猫だったんですが、ドッキリ出産を経て、今は東エリア一番の食いしん坊かつ厚かましい猫に変化しました。手が出て危ないんですよね。
ビリーもなんだか強面になって将来マリオっぽくなるかもしれませんが、ビクトリアはマリオのメス猫版、肝っ玉ビクトリアになるかな~。ちょっと残念・・・ほっそり美しいのも今だけかも。

因みにビビは食いしん坊ではありません。女王ですので下々の人間が美味しいものも運んでいかなければなりません。


ハルちゃん。「なみ」の兄ちゃん「まろ」、ジャスミンの姉妹です。性格はクールで控えめ。子供のコハルと同じく花月猫の中で最も性格のいい猫だといえるでしょう。海ちゃん空ちゃんを亡くし、かなり弱っていたのですが少し回復しました。まだ黄色いおっぱいが痛々しいです。ハルちゃんはもう2歳半、でもとても綺麗です。ハルちゃん、早く回復してね!!そろそろ避妊手術した方がいいよね~。


避妊手術を無事終えたジャスミン。身体も段々しっかりしてきました。ベンジャミンを産んだ奇跡はありましたが、ジャスミンとモフ(8月初めに失踪)は元々身体が弱く、初めから特別扱いでした。相棒モフがいなくなったので少し寂しそうです。身体は弱そうだけど気持ちは強いジャスミン、これからも頑張ってね。ジャスミンはお花のような、石けんのような、とても良い匂いがします。ビビもそうなので遺伝的に良い香り(体臭)で、生まれてくる花月猫もかなりいるようです。


JR須磨駅近くに日本酒の名店があります。たくさんの銘柄の日本酒が美味しそうにディスプレイされています。お店で飲むこともできそうです。そこの看板猫ちゃん。行き帰りに時々駐輪場で日向ぼっこしています。ミスドテラス席の横ですので顔見知りの方も多いのでは?大きな鈴を付けたキジトラの看板猫、とても性格が良くて可愛くて、時々遊んでもらいます。歩道で蹴られたり、自転車にあたったりしないように気をつけて、いつまでも元気でね!!



JR須磨駅から東を見る。もう少し東は再開発でモダンなエリアに変わるそうです。鄙びた歴史を感じる須磨の風景も変わるかもしれません。最西端の須磨観光ハウス花月は昭和の香りを残したまま美味しいお料理でお客さまをおもてなしすることを大事に、たくさんの招き猫、花月猫ちゃん達と共に皆さまをお待ちしております。


ウニ太郎パパの子育て

2021-10-23 18:25:30 | 猫の物語
2021年の夏の夜、一匹また一匹と、少し大きくなった仔猫が行方不明になりました。人にも懐きはじめ可愛い盛りでしたので、マネちゃんはかなり悔しがっていました。狐、狸、アライグマ等の野生動物にさらわれてしまったと予想されるのですが、「猫の育児、病気、寿命で亡くなってしまうのは自然の摂理でしかたないけど、人ができることはしないと!!」と、夜の安全策を強化なさいました。

その結果もあって、ジジ&ウニ太郎の子供、5匹は今のところ順調に育っています。食べ物が無くなり越冬に備える秋がきましたので、「まだまだ油断は禁物だ」とマネちゃんは気を引き締めていらっしゃるようです。

さて、9月15日にはかなり目ガチャだった子供達も、少しずつ大きくなっています。9月15日の仔猫写真=鼻チュール以外の4匹をご紹介しましょう。とても似ている兄弟姉妹(まだ性別不明)です。痛々しいのはご勘弁くださいね。



最後に集合写真(一部)。あれ~誰が誰かほぼ不明・・・💦

9月22日。ま、いつも通り一緒の模様。

ジジと一緒にご飯。

そして10月17日。なんと!ウニ太郎パパが子連れで西エリアデビューしました!!お母さんの「公園デビュー」って神経ぴりっぴりで大変なんですよね、なんとなんと!オス猫ってここまで子育てするんですね。感心~。

10月20日。ちょっときれいになった??

10月も後半に入り急に寒くなりましたね。秋の夕焼け空に鉢伏山のシルエットが映えます。その山が海に落ちる場所に「須磨観光ハウス花月」はあります。ここでウニ太郎パパは、今日も子供達に目配り気配り、頑張って育児しているのかも知れません。

猫は1年で17歳になると言われています。去年まで少年猫グループの一員だったウニ太郎、そしてラビが立派なイクメンになっているのをとても嬉しく思います💛♡💛♡💛



Oh!外へ!!~地獄坂から向こうは危ないので気をつけてね

2021-10-21 13:14:01 | 猫の物語
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」、川端康成『雪国』のあまりにも有名な冒頭ですね。
「須磨浦公園の青い高台を折れると地獄坂であった」・・・須磨浦公園西側の高台を愛してやまない私ですが、ここから須磨観光ハウス花月に登る最後の坂のきついこと・・・真夏には地獄の上り坂、どっと汗が吹き出します。しかし、ここをいっきに登り切れるかは、足腰の強度を計るよいバロメーターになります。

須磨浦公園内は車の乗り入れや通り抜けは禁止されています。須磨観光ハウス花月から奥の住宅地へは「金井橋(叶橋)」を渡って行くことができますが、お客様の車、業者さんの車、公園管理の車、徒歩だけしか渡ることができません。ちなみにこの橋は創業者であるマネちゃんのお爺様が架橋し、神戸市に寄贈なさったものです。

ということで、須磨浦公園西側高台には基本車は少ないのです。しかし、花月猫ちゃん達にとって、たまに通る車こそ危険なもの。だって車が危ないと知らないのですから・・・。




少し涼しくなった10月初め、地獄坂を登り始めると右手の広場に見知った白い猫が、植木の間をぬって一人遊びをしています!「あっ、ラビ!」と呼ぶとこちらに来ました。子守をしていないなんて珍しいのですが、子供達も成長してきたのでフラッと気晴らしにやってきたのでしょう。来なくていいんだけど。。。危ないんだけど。。。車道には出ず縁石の上でカリカリをあげました。




ふっと前を見ると今度はチビが!!来なくていい、危ない!!「チビ、一緒に帰るよ」と誘うと坂の上、茶店の前まで一緒に登ってくれました。猫と散歩なんてちょっと嬉しいですね。茶店前からは西側の土手に入り並走、ブラックやgooちゃんも一緒に橋のたもとに出てきました。来なくていいんだけど、危ないよね~。。。









そこから、谷の下方にチラッと白黒が見えたので「ユキちゃん~、ユキちゃん~」と呼ぶと返事をしながら階段を登ってきました。「ユキちゃん~」「ニャ~」の応酬、何度も続くやまびこのようで、かなり幸せ!今はマリオの縄張りになったせいなのか、ユキちゃんはかなり遠慮しながら西エリアに来るようになったので、谷沿い階段の上のほうでカリカリをあげることにしました。チビ、ブラック、gooちゃんは後でお家で食べればいいのに横取りしようとするのは、ま、仕方ないか・・・。









花月の各エリアでお世話をした後、まだ帰ってこないラビが気になってチュールのデリバリー。お客様と一緒にラビの相手をしていると、本物のデリバリーに行って帰って来たマネちゃんの車が地獄坂を上がって来て、途中でストップ。窓を開けてラビに声を掛け、ちょうどお帰りのお客様を、ラビと一緒にお見送り出来ました。



花月猫ちゃん達はみんな、猫好きのお客様を温かくお出迎えしたり、お見送りしたりできる優しい猫ちゃん達です。ここで暮らすこと・・・夏の暑さと冬の寒さは厳しく、時には車の危険もあります。でも広々した公園やお庭を自由に走り回ることができます。ムカデにも咬まれますが、大樹に駆け登って蝉をとって遊ぶこともできます。

幸せの形はそれぞれ、家猫のように長生きは望めない分、一年一年巡る季節や楽しい時間を精一杯楽しんでほしいと願います。

キッチンカーを導入して自慢の「神戸牛肉蕎麦」を販売したい!~クラウドファンディング募集

2021-10-18 09:30:25 | 花月のお料理
須磨観光ハウス花月&敦盛そば&神戸牛の老舗・神戸屋精肉店のコラボでクラウドファンディングに挑戦しました!

キャッチフレーズは! ✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨

新型コロナの影響で大打撃を受けた神戸の「須磨観光ハウス 味と宿 花月」の新たなチャレンジ!地元の食材を使った新メニュー「神戸牛肉蕎麦」をたくさんの方に味わっていただくために「キッチンカー」を導入してお客様の元へお届けしたい!
《💛詳細はこちら💛》✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨ ぜひご一読ください!!




決意のご挨拶! ✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨
🍀🍀🍀
はじめまして!今年で創業69年目を迎える「花月」でございます。
コロナ禍で毎年恒例のお花見が2年連続中止となり大打撃を受けました。
状況を打開すべく、お客様を「待つ」だけではなく、お客様のもとへ「お届け」するため
「キッチンカー」を導入したいと考え、クラウドファンディングに初挑戦させていただきました。
販売予定の新商品「神戸牛肉蕎麦」を先行してお家で楽しんでいただけるように
リターンとして用意しましたので、是非ともご支援のほどお願いいたします!
🍀🍀🍀



2021年9月15日 晩夏の花月猫(2)~元気編

2021-10-17 19:32:27 | 猫の物語
2021年の夏は長かったですね~。それでも9月になると涼しい時間もあって、外飼いの花月猫ちゃん達もずいぶん過ごしやすくなったようです。
一週間に一回、基本水曜日に花月猫の様子を見に行っているんですが、マネちゃんから「みんな元気ですよ!」と聞くことが多くなりました。コハルさんの目も澄んでいてきれいです。目と毛艶が元気のバロメーターなんですよね!

今回は「元気編」です。
西エリア定住猫になったブラックと外周を守り谷の下方に住んでいるユキちゃん。二匹ともモフの兄弟です。背中の模様、出方が反対?似ているような、似ていないような💛 ブラックは甘えたでユキちゃんはワイルド。ヒール好きの私は、ユキのニヒルでクールな表情が大好きです。

元気になった母達、ハルちゃんとゾロ。少しふっくらしてきました。

右前脚のびっこが心配だったチロ。大丈夫です!!✨

少年猫、コジマと小ラビ(仮)。凶暴女子gooちゃんのやり方を真似たのかコジマはご飯の時に手が出始めました。叱られてキョトンとしています。gooもだいぶ懐きはじめました。小ラビは腕の模様がお父さんと違います。怖がりでしたが、かなり仲良くなりました。

小ラビの義理姉ペコ。

同じく義理兄ポコ。ニャニャの子育てで紹介した3匹のうちの2匹です。人馴れしませんが大きくなりました。


東エリア、みんなまったり・・・。仲良くしてね、幸せで楽しい時間を過ごしてね~🍀🍀