今回若年出産をした姉妹ゾロとビクトリア、子育ての命運を分けた理由は分かりません。残念ながらビクトリアの出産場所は不明、子育ても放棄してしまったようです。
ゾロは料理長が作ってくださった新猫小屋の2階で4匹の子供を無事出産し、賢母となりました。
そもそもゾロは用心深くて単独行動が多く、人にも全く近寄らず「懐かない奴ら」のNo.2でした。その替わりかどうか分かりませんが、目ヤニも無く、ツルッとしたきれいな毛並みをしています。
元《ナツカナイーズ》のメンバー、ゾロさん
コロナ禍なので妙に納得しますが、「同種・異種の生き物に近づき過ぎない」ことは自己免疫力を保持し、低下させない最善の方法なのかも知れません。私達も手洗い・うがい・マスク以上に「人に近づかないこと」が大事です。滑舌よく離れて話しましょうね。
そういえばニャニャも目ヤニはありません。母猫達が出産時に孤高を守るのは、お腹の子供の保護という単純な理由だけではなく、妊娠・出産によって低下する自己免疫機能を守るという理由があるのかもしれませんね。オス猫の方が甘えん坊、メス猫は気が強くツンデレと一般的に言われている訳も説明できました。
私達も医療従事者の方々にご迷惑をかけないために、猫に学びスティホーム、外に出ても人と一定の距離をとるように努める・・・自己免疫力保持のために最良の方法をゾロが教えてくれました。
さて、ゾロの4匹の子供達、仮面のゾロ柄が2匹にグレー、クロの計4匹です。
ゾロは2階に置かれた段ボール箱の中で出産しました。しばらくして子供達が大きくなると落下の恐れが出てきますので、「どうするのかなぁ」と心配していました。ある日料理長が「今日1階に引っ越しをしたよ」と教えてくださいました。さり気に見守ってくださる料理長ありがとうございます。ゾロは子供を一匹ずつ連れてお引越しをしたようです。
2階ではどの子も目ヤニが出ていなかったのですが、5月末からグレーちゃんの片目が怪しくなりました。2階では転落してしまうかもしれないので、仔猫が活動できない。。。生きていくためには、みんな、やむを得ない選択があるのですね・・・感染症を越える体力を養って、元気に成長してほしいと思います。
さて、ゾロ自身も4匹の授乳でたくさん食べなければなりません。「人が嫌い」などといってられなくなりました。私との距離も近づいて、懐いてはいないにせよ撫でられるようになりました。
料理長はゾロの賢さや一生懸命な子育てに共感してくださって助けてくださっています。実はゾロが段々と人に懐くようになったのも料理長のおかげです。
みんなの協力で花月猫ちゃん達が立派に育ちますように!!
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