今月の言葉（２０１０年４月）

こんにちは、半次郎です。

満開の桜に囲まれて、新たな一歩を踏み出すことが出来るみなさんは、実に羨ましい限りです。
半次郎も、そんなみなさんのエネルギーを頂戴して、いつになく高揚しています。
この晴れやかな気持ちを、何年経っても忘れないで欲しいものです。

さて、今月の言葉です。


『　未完成であることは

　　　　　　実に

　　　　　　　　　　 喜ばしいことである　』



人間は、常に未完成なのです。
不完全と言っても良いでしょう。
完全なものは、神や仏だけなのです。
若い方は特に、未完成の部分が多いことでしょう。

実は、未完成であることは喜ぶべきなのです。
この世のありとあらゆるものは、完成した途端に、消滅へと向かいます。

そのことを理解している古の人たちは、完成を避けるため、寺社等の建造物の最後の仕上げをやり残したままにして仕上げたそうです。
つまり、未完成のままであれば、未来永劫存在すると信じて・・・。

人間にも言えるのではないでしょうか？

少なくとも、完成したと勘違いして、したり顔で物事を語るようになったら、人として終わりだと思います。

いつまでも未完成のままで、良いではないですか。
未完成であることを喜びましょう。

半次郎も未だに未完成で、子どものままでいます。
大人にならず、子どものままでいれば、長生きするのではないかと・・・。

ちょっと違うかな ？

from 半次郎