今月の言葉（２０１０年５月）

こんにちは、半次郎です。

昨日は春らしい雷雨がありました。
明けて今日は、朝方こそ強い風が吹き肌寒く感じたものの、鮮やかな新緑に眩しい初夏の陽射しが注いでいます。
汗ばむ陽気になりました。

さて、今月の言葉です。


『　年齢を重ねることは

　　　　　　知恵を積み

　　　　　　　　　　 重ねることである　』



半世紀以上も生きてくると、世の中の仕組みが大抵分かってくるものです。
生きて行く上でどこにどんな危険があるのか、どうすれば危険を回避することが出来るのかなどが、極自然に身に付いてきます。

これらは特に学校で学んだ訳ではありません。
生活をしている上で失敗を繰り返し、あるいは失敗した人の情報が耳に入り、知恵となって蓄積されたからに他なりません。

そして、ここが一番大切なんですが、身に付けた知恵をどの様に遣うべきなのかも分かって来ます。

知恵は遣ってこそなのです。
そして、使う以上は、決して後ろ向きなことに遣うのではなく、前向きなことに遣う方が素敵だと言うことが分かってきます。
そのことに気付くことって、とても大切なことだと思うのです。

ニュースでよく目にするように、法の網をくぐり抜け道を探すことに遣ったり、人を騙してお金を振り込ませることに汲々としているなんて、知恵の無駄遣いでしかありません。

この国に住む全ての人、いや地球に住むみんなが、自分たちの知恵を前向きなことに遣えば、この社会は今よりずっと明るく希望に満ちたものになるのではないでしょうか。

心からそう思う半次郎です。

from 半次郎