半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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半次郎惟フニ、教育勅語ハ園児ニ理解スルコト難解ナリ

2017年03月02日 12時26分06秒 | よもやま話

 こんにちは、半次郎です。

早いもので、もう3月になりました。

春はすぐそこですね。

さて、森友学園が国有地を破格の安値で購入した問題で、連日、安倍総理が野党の追及を受けているシーンが報道されていますが、併せて、この森友学園が運営する幼稚園の園児が、あろうことか教育勅語を丸暗記して声を合わせて読み上げている姿も報道されています。

まるで日本じゃないように感じます。

戦前の人から見たら、自分達の受けた教育だと懐かしいと思うのかも知れませんね。

しかし、「朕惟うに・・・」は不要ですよね。

内容の是非は、賛否両論あるかと思いますが、少なくとも、子どもに教えるには、書いてある内容を現代語に変換して、噛み砕いて教えて上げないと理解できないのではないでしょうか。

この教育勅語には、次のようなことが書かれています。   

12の徳目
  1. 父母ニ孝ニ (親に孝養を尽くしましょう)
  2. 兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
  3. 夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
  4. 朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
  5. 恭倹己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
  6. 博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
  7. 学ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
  8. 以テ智能ヲ啓発シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
  9. 徳器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
  10. 進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
  11. 常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ (法令を守り国の秩序に遵いましょう)
  12. 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)

せめて、こちらを教えて上げて貰いたいものです。

それでも、園児が理解できるかと言うと、甚だ疑問が残ります。

まして、政治家に紙袋に詰めた札束を渡そうとして「無礼者!」と一喝された理事長ですから、教育なんて出来ませんよね。

それもそのはず、この理事長は教師の免許は持っていないそうです。

出来るとしたら、反面教師くらいですね。

半次郎、声を大にして言わせて頂きます。

賢い園児のみなさん、理事長のようなことはしてはいけませんよ~!

from 半次郎

 



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