バスジャックでは見返せないのだ！

こんにちは、半次郎です。

一昨日のバス運転手が刺された事件で、１４歳の男子中学生が逮捕されました。

取り調べで、『部活でバカにされたので見返したかった』と供述しているそうです。

部活でバカにされたのなら、その部活で好成績を上げて見返せば良いものを、よりによってバスジャックとは…。
しかも傷害事件まで背負って。

『自分の人生も、親兄弟の人生もめちゃくちゃにしたかった』と言ってくれた方が、まだ同情の余地がありそうですね。

威嚇したいという雄としての本能が、間違った方向に発露されたものでしょうが、何とも悲しくなります。

１４歳という年齢を考えると、保護者の責任になる訳ですが、この中学生の親は大変な苦労を背負うことになりましたね。
心労だけでも相当なものだと思います。

それにしても、最近の犯罪の多さは目に余るものがあります。
昨年の今頃は、震災に目が行っていたせいか、犯罪のニュースは少なかったのですが…。

犯罪を抑止することを主体に考えれば、マスコミで大々的に顔写真入りで報じて貰った方が期待できるのですがねぇ。
昨今のニュース映像を見ていると、犯人の容姿を流すことはしません。
放送倫理なのか分かりませんが、これでは犯罪は減らないでしょうね。

犯人を逮捕し連行する場面が映し出されても、連行する警察官によりスッポリと頭から上着が掛けられ、顔が映らないように配慮されています。

上着等を掛けて顔を隠そうという間違った行為が、更なる犯罪を生み出すのではないかと思ってしまいます。

もう一度、報道としての人権問題なり放送倫理なりを見直すべき時期が来たのではないかと思います。

まだ分別の定まらない子どもが引き起こした事件であるだけに、いろんな意味を含んでいます。
とても残念な事件でした。

From 半次郎