半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

“噂”がないのも淋しいもので!?

2009年05月28日 12時28分09秒 | よもやま話
こんにちは、半次郎です。

『語るなと人に語ればその人は
また語るなと語る世の中』
という戯れ歌がありますが、それほど内緒話を内緒にしておくことは難しいようです。
内緒話の広がるスピードといったら、新幹線並み、いや、ネット社会になって光速に近くなったのではないでしょうか。

また言って欲しくないことを「言わないで」と他人にお願いすることも難しいようです。
昔から、『人の口に戸は立てられない』と言いますから…。

ある会社で人事異動が行われることになり、人事部内で極秘に話が進められていました。
将来はその会社の担い手になるであろうエリート社員の抜擢の人事です。
ところが、あろうことか発表を待たずして本人以外のみんなが知る事態になったのです。
この事が社長の耳に入ったからさぁ大変。
人事異動は白紙に戻され、件のエリート社員の出世が1~2年遅れたという嘘のようなホントの話があります。

これなど極端な例ですが、男女の噂や他人の冒した失敗の噂などは“蜜の味”ですから、いろいろな人が群がります。

「A子さんとB君は付き合っているんだってね?」
「いやもう別れたらしいよ。」
「じゃあ、今は独りなの?」
「最近はC君とアツアツらしい。」
「上手くやりやがったな~、Cの野郎。」

…などという、この手の話は人気が高いようです。

思えば、噂をされていた頃が花だったような気がします。
当時は噂をされているのではないかと気にし過ぎて、わざわざ距離を置いたりしていましたが、今となってみれば随分と勿体無い話です。

この齢になると、噂をされることもなくなりました。
噂になるような浮いた話自体がなくなりましたからね…。

嬉しいような、悲しいような…。

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