こんにちは、半次郎です。
台風13号は温帯低気圧に変わりましたが、熱帯低気圧と違って温帯低気圧というのは台風並みの気圧だったりするので、被害は小さくないみたいです。
今後の雨雲の動きが気になりますね。
さて、このところミサイルを何発も日本に向けて発射している北朝鮮。
そのトップ、金正恩委員長の指示による“粛清と言う名の処刑”が頻繁に行われているようです。
韓国の情報機関『国家安保戦略研究院』の発表によると、この4年間で金正恩が処刑した朝鮮労働党幹部の数は、なんと100人以上になるとの驚くべき記事が出ていました。
真偽のほどは分かりませんが、さもありなんと思えてきます。
つい最近も、姿勢が悪いという理由で粛清されたとマスコミで報道されていましたから。
他にも、会議の席で眠っていたからといった理由もありました。
会議の席で眠っていて処刑されるなら、半次郎など命がいくつあっても足りません。
・・・って、大きな声では言えませんけどね。
「姿勢が悪い」や「会議で眠る」のはつまるところ、偉大なる自分への忠誠心が低いのだと判断したのでしょう。
要するに、「自分より偉そうにするな」と言うことが言いたいようです。
日本にもありましたね、出る杭は打たれるというヤツです。
半次郎の最も嫌いな行為です。
こういうことをする奴が幸せになれるはずはないと思っています。
つまり、「金正恩は幸せになれない」のです。
処刑された朝鮮労働党幹部は功労者でしょうから、おそらく、偉大な自分よりも偉そうに見えたのでしょう。
自分の力を必要以上に誇示しなければ、自分の地位が保てなくなったのでしょうね。
ただ、この4年間で処刑した人は功労者のみならず、幼い子供を含む一族郎党、親族までも容赦なく血祭りに上げていると言います。
報復を恐れてのことでしょうが、まさに“狂える豚”です。
それでは、その“粛清と言う名の処刑”の理不尽さを見ていきましょう。
これは、金正恩の狂気のほんの一部です。
(1) 玄永哲(ヒョンヨンチョル)国防相(享年66)は、「正恩氏に対して面と向かって“やっぱり若い人は、政治できないよね”と批判した」ため処刑。
(2) 政権ナンバー2の座にあった張成沢(チャンソンテク)元国防副委員長は、「張氏の部下2名が、泥酔状態の正恩氏から指示されたことに対し、“張成沢部長に報告する”と即答を避けたため、“指示を即座に実行しなかった”との理由」で処刑。
(3) (2)がキッカケになったのか、「張成沢氏は2人の兄(いずれも故人)の息子や娘、孫に至るまで直系親族が全員処刑」されたそうです。
怖いですね~。
他にも・・・、
(4) 「山林緑化政策に不満を見せたため」次官級の幹部を処刑。
(5) 国家計画委員会副委員長に至っては、「ドーム形で設計され建築中だった“科学技術殿堂”の屋根を“花の形に変えろ”とムチャな要求をされ、“工期が延びるし、施工も難しい”と意見を述べたため」処刑されたそうです。
などなど・・・。
しかも、処刑の仕方が残酷です。
大体が見せしめのため公開処刑ではあるのですが、機関銃で撃たれた遺体には90発もの銃弾があったり、銃ではなく火炎放射器で焼却したり、120匹もの猟犬に咬み殺させたとの記事もあります。
もはや“豚”と言うよりも、もっと下等な生き物に思えてきます。
「正恩氏は、世襲によって権力を移譲されたことを強く意識しているが故に、自身の“未熟さ”“力不足”といった評価や雑音が聞こえてくることに我慢がならなかった」のだとみられています。
「金正恩に絶対忠誠を誓う」ことでしか生きられない国なのですね、北朝鮮は。
そんな金正恩が今、最も恐れているのが、粛清された幹部の一族や周囲の人による復讐(テロやクーデーター)です。
もしかしたら、金正恩体制の終焉が、そんな形で訪れる日が来るのかも知れませんね。
クワバラ、クワバラ・・・。
From 半次郎
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