半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

カジノ合法化から身を守るには!?

2017年01月13日 12時56分31秒 | よもやま話

こんにちは、半次郎です。

寒波襲来で、寒いですね~。
しかも今朝は、西大井で起きた人身事故の影響で、寒い中、ドア全開で10分以上も駅で停車していました。
せめて、暖房ぐらいは入れて欲しいものです。

さて、日本でもカジノが合法化されるようですが、気を付けないとカジノで身を滅ぼす人が少なくないと聞きます。

そこで、カジノを解禁している韓国の様子を調べてみました。

韓国では、1967年に外貨獲得のためにカジノが解禁されました。
当初は韓国人も使用できたのですが、さまざまな不正が発覚し、2年後には外国人専用となり韓国人は出入り禁止になってしまいます。
その後、70年~90年にかけてカジノ建設ラッシュとなり、外国人専用カジノが全国に16箇所も建設されました。
それでもまだ、その時点では自国民に開放はされていません。
2000年になってようやく韓国人でも楽しめる「江原ランドカジノ」がオープンしました。
この年の利益は実に約170億円もあったそうです。

ところが、そんな良い話にも必ず負の側面があり、次のような問題も起きています。

1.周辺の景観
  カジノの施設周辺には銀行ATMや質屋が立ち並び、さらに破産してホームレスになった人は1000~2000人に上るようで、これらのホームレスが徘徊する一種異様な・・・と言うか、“誰が見てもきれいな街並みとは思わない街”になるようです。

2.ギャンブル依存症
  韓国政府はギャンブル依存症への対策として、月15回までとする入場制限を設け、2ヶ月続けて15回カジノに入ると「賭博中毒センター」で指導を受けることを義務付けていますが、同センターで指導を受ける人は1年間で1万人近くに上っているそうです。
  しかも、同センターの事務局長によると、相談に訪れる人は自分をギャンブル中毒と認めない人が多く、その後の追跡調査なども拒否されるとのこと。
  要するに、“自分は大丈夫”だと思っている人が一番、危ないようです。
  その辺りは、酔っぱらいの心理に似ていて、「俺はまだ酔っちゃ~いねぇよ~!」と言ってる酔っぱらいほど、実は酔っていたりしますからね。

3.破産~自殺
  これは何も、カジノに限ったことではありません。
  今でも、競輪、競馬、ボートレースにパチンコなどのギャンブルで負けて犯罪に走ったり、自殺したりと言う人は少なからず居るようですから、それが更に増えることになるでしょう。
  そう言えば、少し前に日本でも、バドミントンの代表選手が闇カジノにハマっていて、一晩に何百万円も巻き上げられたといったニュースがありました。
 
まだまだ他にもあるのでしょうが、この辺りが代表的なもののような気がします。

統計には表れていませんが、カジノの近くに住んでいる人もいることでしょうし、近くに住む子どもたちが一体、どう見ているのかと言うことが一番危惧されます。
心の成長に悪影響がなければ良いのですが・・・。

では、どうしたら依存症にならないで上手にギャンブルと付き合えるのでしょうか?

一つは、「負けを取り返そうと思うな」と言うことと、もう一つは、勝っても負けても、いや負けても負けても、「家計に影響のない額で遊ぶ」と言うことでしょうか。
結局、ギャンブルは“負けるための遊び”です。
半次郎は競馬をやっていますが、その理由は、“競馬で負けると仕事運がツク”と思っているからなのです。
それでも時々、勝ったりして、却って焦ることがあります。
とは言っても、競馬をするときにはちゃんと予想して賭けますから、いい加減な予想で賭けるのとは違います。
いい加減な予想で賭けるのはお金を捨てるのと同じで、それでは仕事運すら失ってしまいますからね。

因みに、半次郎はこんな風に思っていて、「人間の運とかツキと言ったものは“総量”が決まっていて、どこかで運(ツキ)を使ったら、その分だけ別のところで運(ツキ)を失っている」のだと。
つまり、みんなどこかで帳尻が合っていて、プラスマイナス・ゼロなんだと・・・。
ですから、ギャンブルで負けた週は、良い仕事が出来て、ギャンブルで大勝ちした週は、仕事でミスを連発、おまけにシステムがダウンしたりする不測の事態が起きたり・・・。
そんな風に思っています。

「家計に響かない金額で遊ぶ」と言うことが出来れば、破産することはありませんからね。

負け続けている半次郎には、こういう理由があるのですねぇ。

・・・と、言いつつ、誇らしい気持ちにはなれない半次郎でした。

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