今月の言葉（２００９年５月）

こんにちは、半次郎です。

メキシコに端を発した豚インフルエンザが、世界的な広がりの兆候を見せています。
ＷＨＯの発表した警戒レベルは「フェーズ５」。
『複数の国で、人から人への感染が起こるレベル』だそうです。
そんな中、自分だけは大丈夫だとばかり得手勝手な行動をするのは慎みたいものですね。
さて、今月の言葉です。


『　幸せは

　　　　　独り占めしようとした途端に

　　　　　　　　　　　　　　　その手を離れる　』


幸せ＝成功、アイデア、ビジネス・チャンスなどと読み替えてもよいのですが、独り占めしようなどと欲張ったりした途端に、消えてしまうもののようです。

逆に言えば、友人やお世話になっている人など周りの人とシェアしてこそ、手に入るものだと思うのです。

日本人は、昔から『島国根性』だと言われていますが、その悪しき面が、視野狭窄のような数少ない手柄の独占だったりするのではないでしょうか。
土地や資源が限られているため、それをみんなでシェアするという発想が生まれなかったのかも知れません。
自分の欲に合わせて自分の土地を大きくしていくには、あまりにもこの国は狭すぎたのでしょうか。
いや、欲が大きくなり過ぎたのかも知れません。

でも、これからは、思想やアイデア、伝統とか文化といったいわゆるソフトウェアを売る時代です。
これならば限りがありません。

ここらで、手柄を独り占めするようなさもしいことは止めにして、みんなで喜びを分かち合うようなやり方を考えていきましょう。
そろそろ『島国根性』を捨てるよい時期が来ているのではないでしょうか。

そういえば、成功した人は例外なく他人に対して優しい上、頻繁にプレゼントをくれたり奢ってくれたりします。
惜しげもなくアドバイスをくれることもあります。
そうすることで自分のステージを上げ、新たな成功を手にすることができるのではないでしょうか。

from 半次郎