●2月5日(当地時間),フィリピン保健省は,フィリピンにおい<wbr />て3人目の新型コロナウイルス症例を確認したことを発表しました<wbr />(武漢からの渡航者)。
●引き続き,フィリピン当局は,14日以内に中国本土とその特別<wbr />行政区への渡航歴がある外国人のフィリピンへの入国を禁止してい<wbr />ます。また,中国本土とその特別行政区から入国するフィリピン人<wbr />及び永住許可を保有する外国人は,14日間の検疫を受けることを<wbr />条件に入国を認めるとしています。
●邦人の皆様におかれましては,注意事項等を守りつつ,冷静に対<wbr />応してください。万一,発熱や喉の痛み,咳等の症状がある場合に<wbr />は,あらかじめ医療機関に電話連絡してから早めに医療機関で受診<wbr />するようにしてください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
1 2月5日(当地時間),フィリピン保健省は,フィリピンにおいて<wbr />3人目の中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス症例を確<wbr />認したことを発表しました。
当該患者は,1月20日に中国・武漢市から香港経由でセブに到着<wbr />し,その後ボホールに移動した後,22日,発熱と鼻炎の症状のた<wbr />めボホールの私立病院に受診しました。1月29日,<wbr />30日に判明した検査結果では陰性であり,患者の状態が回復した<wbr />ため,1月31日に退院し,セブ経由で中国に戻ることが許可され<wbr />ていました。しかし,2月3日に,別の検査において結果が陽性で<wbr />あったことが判明したため,フィリピンで3人目の症例と発表され<wbr />ました。
また,同省は,適切な手洗いと咳エチケットを実践することが,こ<wbr />のウイルスから自分自身を守る最善の方法であるため,その協力を<wbr />呼びかけています。
2 フィリピン入国管理局は,引き続き,14日以内に中国本土とその<wbr />特別行政区(香港,マカオ)への渡航歴がある外国人渡航者のフィ<wbr />リピンへの入国を禁止しています。また,<wbr />中国本土とその特別行政区(香港,マカオ)からのフィリピン人及<wbr />び永住許可を保有する外国人は,14日間の検疫を受けることを条<wbr />件に入国を認めることとしています。
永住許可を保有する外国人については,下記のフィリピン入国管理<wbr />局プレスリリースに説明があります。
●2月2日付けプレスリリース:
http://immigration.gov.ph/imag<wbr />es/News/2020_Yr/02_Feb/2020Feb<wbr />02_Press-B.pdf
●2月5日付けプレスリリース:
http://immigration.gov.ph/imag<wbr />es/News/2020_Yr/02_Feb/2020Feb<wbr />05_Press-b.pdf
3 2月2日,フィリピン航空及びセブ・パシフィックは,中国本土,<wbr />香港,マカオへの全てのフライトを,2月29日まで中止すると発<wbr />表しました。その他の航空会社やその後についても,フライトが変<wbr />更又は中止される可能性が考えられますので,運行状況については<wbr />各航空会社に確認願います。
●フィリピン航空ホームページ:
(中国本土,香港,マカオへのフライト中止のお知らせ)
https://www.philippineairlines<wbr />.com/en/ph/home/AboutUs/<wbr />newsandevents/cancellation-<wbr />feb22020
(コロナウイルス関連(各空港内のクリニック情報を記載))
https://www.philippineairlines<wbr />.com/en/faqs/<wbr />2019novelcoronavirusncov
●セブ・パシフィック・ホームページ(中国本土、マカオ、香港発<wbr />着便のアドバイス)
https://www.cebupacificair.com<wbr />/en-us/Pages/travel-advisory?<wbr />tid=490
5 邦人の皆様におかれましては,引き続き,フィリピン保健省からの<wbr />以下の注意事項,日本の関係府省からの注意事項等を守りつつ,<wbr />下記リンク先,その他の信頼できる情報源から最新の情報の入手し<wbr />,冷静に対応してください。万一,新型コロナウイルスに感染のお<wbr />それがあり,発熱や喉の痛み,咳等の症状がある場合には,<wbr />あらかじめ医療機関(下記「外務省(フィリピンの主な医療機関の<wbr />リスト)」参照)に電話連絡してから,<wbr />早めに受診するようにしてください。
(1)手洗いを励行する。
(2)農場や野生の動物に無防備に接触しない。
(3)咳をする際にはティッシュ等で口周りを覆う
(4)風邪やインフルエンザ様の症状がある人物との濃厚接触を避<wbr />ける。
(5)食物の加熱調理を徹底する。
●フィリピン保健省: https://www.doh.gov.ph/
(新型コロナウイルス関連)https://www.doh.g<wbr />ov.ph/2019-nCov
●フィリピン入国管理局:http://immigration<wbr />.gov.ph/
●フィリピン内務地方自治省:https://dilg.gov<wbr />.ph/
●日本国外務省(フィリピンの主な医療機関のリスト)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/t<wbr />oko/medi/asia/phili.html
(新型コロナウイルスに感染のおそれのある人は,あらかじめ医療<wbr />機関に電話連絡してから早めに受診するようにしてください。)
●日本国厚生労働省(新型コロナウイルス関連)
・https://www.mhlw.go.jp/stf/se<wbr />isakunitsuite/bunya/0000164708<wbr />_00001.html
・https://www.mhlw.go.jp/stf/se<wbr />isakunitsuite/bunya/kenkou_iry<wbr />ou/dengue_fever_qa_00001.html
●日本国首相官邸(新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~)
https://www.kantei.go.jp/jp/he<wbr />adline/kansensho/coronavirus.<wbr />html
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話: (63-2) 8551-5710
FAX : (63-2) 8551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp<wbr />/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
FAX : (63-32) 231-6843