2023年8月6日、日曜日の朝。柴犬Takeと共にレガスピブールバードを散歩。(2倍速)
2023年8月6日のまにら新聞から
8月6日のまにら新聞から
「宇宙分野への認識向上を」 比宇宙週間8月8~14日 大統領布告
マルコス大統領が毎年8月8~14日を「フィリピン宇宙週間」とする布告を出した
https://www.manila-shimbun.com/category/politics/news272153.html
マルコス大統領はこのほど、国民の宇宙科学に対する認識向上を念頭に、毎年8月8~14日を「フィリピン宇宙週間」とすることを宣言した大統領布告を出した。ベルサミン官房長官が7月25日に署名した大統領布告302号によると、フィリピン宇宙法が制定された2019年8月8日を記念して同週間を設定したという。
同布告では国家の社会経済発展における宇宙科学技術応用の影響力を認識させるための「宇宙週間」宣言の重要性を強調した。また「宇宙に対する認識を促進し、宇宙科学分野を通じた世界中の比人の生活にもたらす価値や利益、影響を理解する必要がある」とした。
大統領はこの宣言に先立ち、比宇宙庁(PhilSA)に対して、フィリピン宇宙週間の実施を推進し、毎年企画されるプログラムやプロジェクト、活動を明確化するよう指示した。加えて政府が所有もしくは管理する企業や国立大学、地方自治体や民間セクターなどすべての機関に対して積極的に「フィリピン宇宙週間」のプログラムに参加するよう求めた。
フィリピンは、科学技術省から派遣した比人技術者と東北大学・北海道大学が共同開発・製造した初の比国産となる超小型衛星「DIWATA―1」を2016年4月27日に国際宇宙ステーション「きぼう」の日本実験棟から放出することに成功している。また今年7月19日にも、比人研究者らが開発した新しい超小型衛星「Maya―5」と「Maya―6」を同宇宙ステーション「きぼう」から放出することに成功している。(沼田康平)
きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20230806.html
政府がコメ130万トン輸入を計画 台風による稲作被害で
台風5号によるコメ農家などの被災を受けて政府がコメ130万トンの輸入を検討している
6カ月連続の下落 7月インフレ率4・7%
比統計庁によると、7月のインフレ率が6カ月連続で下落し4.7%に。政府目標達成は可能と財務相
刑務所の食事が不十分 3700万ペソの不正支払も発覚 矯正局
会計検査院は、刑務所で提供される食事が規定を遵守しておらず不十分で、ケータリング業者に不正な支払いがあったとして矯正局に警告
カタールから台風被災地支援 比赤十字社で引き渡し式
カタール赤十字社は比赤十字社に台風などの被災地への緊急支援として移動キッチン装備の給食提供車両と給水トラックを寄贈
「対災害レジリエンスの確立を 豪州が5500万ペソを供与 比災害復興財団
比災害復興財団によると、災害対応レジリエンス緊急通信プロジェクト(REACHED)に豪州政府が5500万ペソを供与
古代文字の翻訳アプリ開発 比大准教授と院生のチーム フィリピン大
比大数学部の准教授と大学院生らのチームがフィリピン古代文字「バイバイン」をフィリピン語に翻訳するソフトを開発中
「天井を破った」と謝意 女子代表監督、契約更新せず 比フットボール連盟
比フットボール連盟によると、女子サッカー代表のヘッドコーチを務めたアレン・スタジチッチ氏が契約を更新せずチームを離れる
犯罪件数6・69%減 4~7月
4月24日~7月30日の全国の犯罪件数は5万2163件で前年比6・69%減。ビサヤ地方は増加
大衆紙の話題
清掃作業中にモールの浄化槽内で死亡
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1691247600.html
ラグナ州サンタロサ市の商業モールで3日午前6時ごろ、配管工とその同僚が遺体となって浄化槽の中から発見された。同市警察は遺体の身元を配管工のジェリック・サルバドールさんとロメル・ラウソンさんと特定。2人は2日午後9時ごろからモールの駐車場近くで浄化槽の清掃作業にあたっていた。翌朝、巡回中の警備員が2人を発見した際には、すでに死亡していたという。警察は浄化槽内で窒息死したとみているが、事件の可能性も視野に入れ、詳細の捜査と死因の特定を急いでいる。(5日・テンポ)
2023年8月5日、土曜日の夕方。柴犬Takeと共にレガスピブールバードを散歩。(全編写真)
2023年8月5日、土曜日の朝。柴犬Takeと共にレガスピブールバードを散歩。(全編写真)
2023年8月5日のまにら新聞から
8月5日のまにら新聞から
EDCA予定地で合同救援作戦 米軍施設建設加速を訴え
比米両軍がEDCA施設予定地を拠点に台風被災地支援。日本にヘリと軍艦の供与を要望
https://www.manila-shimbun.com/category/society/news272141.html
EDCA施設建設予定地のラルロ空港に到着したテオドロ国防相(左)とブラウナー参謀総長=3日、カガヤン州でロビーナ・アシド撮影
テオドロ国防相とブラウナー国軍参謀総長は3日、比米軍共同で実施された台風5、6号被災地への救援物資供給作戦を視察した。同作戦は、比米防衛協力強化協定(EDCA)に基づき米軍利用可能施設の建設が4月に決定したばかりのカガヤン州ラルロ空港を拠点に実施。両軍は米軍の垂直離着陸機V22オスプレイ、重量物輸送ヘリCH53シースタリオンを用い、1300世帯分の食料を被災したルソン島北方フガ島とカラヤン島に運んだ。
4月に追加が発表された4カ所のEDCA施設予定地のうち3カ所が台湾に近いルソン北部に指定されたことで、台湾有事の際の米軍の対中軍事作戦の準備の一環ではないかとの懸念も呈されるなか、設置予定地でEDCAの主要な目的である人道支援・災害救援を実施したことには、世論を沈静化させる意図もありそうだ。
ブラウナー参謀総長は記者団に対し「国軍は被災地のニーズに十分応える航空機を保有していない」と問題を提起。テオドロ国防相は「比国内に追加された4カ所のEDCA施設建設は遅れている。災害救援と比の領土安全保障上の抑止能力向上のために建設を加速させるべきだ」と訴えた。
同相はまた、中国から懸念が表されているEDCA施設の追加について「他国がとやかくいうことではない。わが国は、領土争いがある場所を別にして、他国内に別の国の基地が建設されても文句をいうことはない」と明言、「内政干渉」を拒絶する姿勢を明確にした。
米軍利用可能施設を巡っては、2014年に締結されたEDCAに基づき16年、全国5カ所に米軍利用可能施設建設が決定。今年4月にマルコス大統領がカガヤン州などルソン北部に3カ所、南シナ海に面するパラワン州に1カ所の追加設置に合意している。
▽ヘリと海軍艦の供与を
ブラウナー参謀総長は、日本の政府安全保障能力強化支援(OSA)について「比国軍は日本に何を要望したか」というまにら新聞の質問に対し、「日本は武器の供与に後ろ向きだったため、陸軍は軍用ヘリ29機、海軍は日本が沿岸警備隊に供与したような巡視船に似た艦艇を要望した」と明らかにした。それに対する日本からの回答は「まだない」とした。
岸田政権は今年度中をめどにOSAの基準となる防衛装備品移転3原則の要件緩和を進める。7月に自公がとりまとめた同原則の解釈に関する論点整理では、現行の「救難」「輸送」「警戒」「監視」「掃海」の類型に該当するなら「武器」の供与も否定されていないとの認識が示された。
OSA初の供与対象国となる比には、まず警戒管制レーダーが供与される見通し。比陸軍が要望を出したというヘリについては、昨年陸自が比陸軍に多用途ヘリUH―1Jの供与を約束しており実施可能だとみられる。しかし、艦艇に関しては、護衛艦は「武器」に当たると公式に解釈されており、5類型にも当てはまらないことから、掃海艦や輸送艦に限られるとみられる。
国防省の3日の発表によると、このほど比を訪問した日比友好議員連盟会長の森山裕衆議院議員は2日、テオドロ国防相と会談。その際、同相は森山氏に対し「国境を越えた投資、事業の実行、事業プロセス管理を通じたさらなる比の自衛体制への支援」に期待を表明した。(竹下友章)
きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20230805.html
比に90億ドル軍事支援へ 米国
米国が中国抑止目的に比に90億ドルの軍事支援を計画。来比中の米上院議員が表明
営業認可の再申請を指示 相次ぐPOGOの違法行為で
現在登録されているオンラインカジノ業者の営業認可をすべて暫定とし、再申請義務付け
高給は中銀総裁や財務相 22年の年収3410万~2880万ペソ
昨年の閣僚・官僚・裁判官らの年収リストでトップはメダリヤ中銀総裁の3410万ペソ
「同じ辛い思い抱かぬよう」 ら致の活動家2人の解放求める
治安当局にら致されたまま行方不明となっている人権活動家2人の解放などを求める集会
全国の公立学校今年度は28日から 教育省
教育省は学校の23~24年度を8月28日に開始することを発表。夏休み時期は未決定
大衆紙の話題
長寿の秘訣はモリンガ?
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1691161200.html
首都圏パサイ市に住む今年100歳を迎えるカリダッド・レイエスさんに、ルビアノ市長から10万ペソの現金とマルコス大統領からの祝賀状が贈られた。1923年3月10日生まれのレイエスさんは、長寿の秘訣として「奇跡の木・生命の木」の別名を持つ栄養豊富なスーパーフード「モリンガ(マルンガイ)」を挙げた。娘のリディアさんは、幼い頃から緑黄色野菜を毎日食べるよう言われ、肉は週末か特別な日にしか出なかったという。レイエスさんは明るい性格で近隣住民には「皆のロラ」と呼ばれ親しまれているという。 (4日・テンポ)
2023年8月4日、金曜日の夕方。柴犬Takeと共にレガスピブールバードを散歩。(全編写真)