レガスピへの道 (でも時々、菊川)~Road to the Legazpi City Albay!~

37年7ヶ月の会社生活を終え、次のステップをフィリピンで過ごす事に決めた男のつぶやき
レガスピ市に興味ある方ご連絡を

2023年11月27日のまにら新聞から

2023-11-27 10:36:31 | フィリピン
2023年11月27日のまにら新聞から

11月27日のまにら新聞から

社会課題解決に日比15社が集う スタートアップ企業ピッチイベント
マカティ市で22日、経産省と貿易産業省、JETROが共催したイベント「ジャパン-フィリピン・スタートアップ・ピッチ」が開催
https://www.manila-shimbun.com/category/economy/news274041.html

ピッチイベントでスタートアップ担当者らがプレゼンを行う様子= 22日、首都圏マカティ市で沼田康平撮影

 首都圏マカティ市内のホテルで22日、日本の経済産業省(METI)と比貿易産業省(DTI)、日本貿易振興機構(JETRO)マニラ事務所が共催したイベント「ジャパン-フィリピン・スタートアップ・ピッチ」が開催された。同イベントはフィリピン・スタートアップ・ウィーク2023に合わせて開催。比が抱える社会課題の解決に取り組む比日のスタートアップ企業(新興企業)15社が事業やサービス内容をプレゼンし、参加した地方自治体や企業とのビジネスマッチングを促した。

 各スタートアップ企業は災害対策や教育、ヘルスケア、交通、水産資源開発、農業、クリーンエネルギーの分野に分かれて、5分間のプレゼンを実施後、参加者らと交流した。

 貿易産業省コンペティティブネス局のリリアン・サロンガ局長は開会の挨拶で「(同イベントについて)自治体と民間セクターのマッチングを促し、社会課題に立ち向かう力を養う画期的なプラットフォームになる」と強調。

 経済産業省通商政策局の吉川徹志通商交渉官によると、今年3月に行われた比日産業協力対話を通じて同イベントの開催について議論が交わされた。吉川氏は日本と比をはじめとする東南アジア諸国連合(ASEAN)が共通する社会課題に直面しているとし、「スタートアップの力は必要不可欠」と強調。「今日のイベントが新たなパートナーシップやイノベーションの共創につながれば」と期待を込めた。

 参加したスタートアップ日系企業は災害対策分野から「Spectee」、「Aster」、「MAMORU Japan」、「AeroSense」。教育分野で「learningBOX」、医療分野で「Any-Edge」と「Instalimb」、交通分野で「Zip Infrastructure」、水産資源開発分野で「OceanEyes」、農業分野で「Sagri」。他にも比のスタートアップ企業5社が参加した。

 地震被害の要因のひとつとなっている組積造の耐震性を向上させ、施工性も良い耐震塗料を開発した「Aster」や自動操縦と長時間飛行できる能力を持つ国産ドローンを生産する「AeroSense」、3Dプリンターの技術を活用して義肢を製造する「Any-Edge」や渋滞緩和を念頭に自走式ロープウェイ交通システムを提供する「Zip Infrastructure」など独自開発された技術が際立つプレゼンが多く見受けられた。

 オンライン学習管理システムを提供するlearningBOXの西村慎太郎営業部長は比進出について「教育プラットフォームに関して規制が厳格ではなく、人口が多く、教育課題のある比を選んだ」と明かした。組織内トレーニングや現場の教育、新入社員教育での活用事例が多く、すでに比においても語学学校で利用されているという。西村営業部長は「プレゼン後、すぐに比の企業の方2~3人からお声がけがあり、今後の展開が楽しみだ」と語った。

 再生可能エネルギー事業を行う比企業「ダリ・イノベーションズ・アンド・テクノロジーズ」はコンパクトで施工性の良い風力発電システムをプレゼンで打ち出した。同社のホセ・ビリャロン技術責任担当によると、ミンドロ島で現在試験運用を行っているという。ビリャロン氏は「われわれはまだまだ初期段階で、市場価値が認知されていない。今後、マーケティングやシステム設置を拡げ、信用を上げていきたい」と話した。

 学校やスタートアップ企業向けに科学技術開発に関するイベントを営むという比企業のジョンディー・ドプライナさんは「ネットワーク拡大を目的としてイベントに参加した。さまざまな比日企業と出会えた」と笑顔をみせた。(沼田康平)

きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20231127.html
「神のお陰で生き延びた」 比人人質が1人解放 ガザ停戦初日に
マルコス大統領はハマスとイスラエルの停戦初日に解放された24人のなかに、イスラエルで介護職として就労する比人男性ジェリエノール・パチェコさんが含まれていたことを確認したと発表。比人人質は残り1人か

比豪間でも初の合同哨戒実施 きょうまで3日間 南シナ海で
南シナ海で初の比豪海空軍による合同哨戒が開始。27日まで。直前に台湾海峡で航行の自由作戦を豪軍フリゲート艦が参加して行う

被災者が100万人に 東ビサヤ中心で洪水 災害対策本部
被災者が100万人に 東ビサヤ中心に洪水発生 災害対策本部

「平和な比の共通ビジョン」掲げ 大統領府が新人民軍らに恩赦
大統領府は大統領令などを通じて、共産党やその軍事部門、新人民軍(NPA)の元・現役メンバーに対し、恩赦を出したことを明らかにした

先住民4人がテロ指定に申し立て 初の「赤タグ付け」法廷闘争へ
比先住民のネットワーク「パナグヒウサ」は、先住民活動家4人へのテロリスト指定を外すよう、バギオ地裁に申し立てを提出するとした

偽造医薬品の撲滅を 国家警察とFDAが取締り強化
FDAの認可が下りていないものを含め、偽造医薬品の撲滅に向けPNPが対策強化

急性髄膜炎など4割増  保健省
保健省によると、今年1月~10月までに報告された脳炎や急性髄膜炎の症例が4640件に上り、昨年同期比で4割増

一足早いクリスマスプレゼント 孤児向けイベントを全国開催 マルコス大統領
マルコス大統領とルイーズ夫人が孤児を大統領府に招待し、プレゼント贈呈イベントを行った

日本供与巡視船で放水砲訓練 海保職員も参加
比沿岸海警備隊はバタアン州近海で日本供与の巡視船を用いてえい航、放水砲発射訓練を実施

大衆紙の話題
ケソン州の住宅火災で6人が死亡
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1701010800.html
ケソン州カンデラリア町バランガイ・マサルコット1で25日、住宅街で火災が発生し、60代の女性1人とその孫5人が死亡、親族2人がやけどを負った。死亡したのはその家に住むディア・クルザットさん(69)と9歳~21歳までのクルザットさんの孫たち。火災は同日午前1時に、被害者の自宅1階にある破損した電線から発生したとみられており、午前2時30分ごろに消し止められた。地元警察は寝室で寝ていた被害者らは燃え上がる炎で熱せられた床や階段のため身動きが取れずに窒息死した可能性があるとの見解を発表している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿