夏の風物詩・その６

７月の暑い日の午後のお話です。

その日は休みで、庭の作業を少しばかりしておりました。

一旦その場を離れ、畑などに行って戻ってくると、リヤカーなどを置いている物置の影に、人影が見えた気がしました。

視界に人影が入ったような……

むむむっ！お主、何用じゃっ!!(`ヘ´)

…
と、駆け寄って確かめて見る。

…(｀ε´)

…(T_T)

…(∋_∈)

…誰もいなかった。

あぁ～そうかそうか！気のせいか！気のせいか！(^_^;)…そうかそうか！…

と、気にしないようにした。


…
その日の夜。

布団で眠りにつこうとすると、暑くてなかなか眠れない。

エアコンを入れて、ようやく涼しくなってウトウトし始めた頃、それはやってきた。


…聞こえていたあらゆる音が消え、無音の重圧感と共に、じわじわと身体が締め付けられるような感覚に襲われる。

うむっ！これはヤバイな！(-.-;)

そう感じた半吉は、気力の限りを振り絞り…腕を動かした。

動いたのは、ほんの少しだが、感覚が戻って来るには、それで十分だった。


その後、なんとか普通に眠れたが、半吉はこう思った。

人影を見たような気がしたら、何だ何だ！と駆け寄る事はやめよう。

色んな意味で危ないからね～！(^_^;)あはは！



写真を、庭の曜白あさがおです。

（本日の独り言）
その６は、朝顔の話でなくて、……のお話でした。これも夏の風物詩だよねぇ～。(^_^;) ありがとうございます。