「事実」と「事実」の間を、考察によって繋げる事を「陰謀論」と呼ぶのであれば、思考系という性質上、このブログは陰謀論から逃れられません。
自分なりの考察を、記事に1つは盛り込もうと思ってますので、むしろ陰謀論そのものとなります。
さらに言えば、そういった陰謀論を楽しんでいるというスタンスです。
そういう性格のブログということで、ご了承下さい。
今回も米大統領選挙についてです。
自分でも、正直この話題に引っ張られ過ぎかなとも思いますが、書きたいことがまだありますし、あと1ヶ月程の期間限定の話題ですので、旬の内にいただいておきます。
まず、これまで記事にしたもので、2点ほど追加訂正しておきます。
12月14日の選挙人選挙において、7州が、州知事認証の選挙人とは別に、”州議会選出”の選挙人も投票を行ったと書きました。
正確には、”州議会の共和党が選出”した選挙人であり、州議会自体は開催されておらず、正式な手続きを経てはいないようです。
1960年にハワイ州で、民主党選挙人が同様の事を行ったという実例に習ったとされていますが、そういう事であれば対抗策と言うには弱いかと思います。
トランプ氏陣営が呼びかけているように、1月6日までに州議会を開き、正式に選挙人として決定する事で効果を発揮するものでしょう。
ただ、政府機関が既にクリスマス~新年の休暇に入っているとの話しもありで、期間的に厳しいかと。
12月23日は、12月14日の選挙人投票名簿をペンス副大統領が受け取る日であり、副大統領には「不正認定された州の票を拒否する権限」があると言われていました。
これが「ペンス・カード」と呼ばれ、トランプ氏を応援する人達からは期待が集まったのですが、不発。
結果、ペンス氏の”裏切り者”説が浮上することに。
トランプ氏陣営のシナリオに1つに、この選択があったのかも知れません。
しかし、不正認定を連邦最高裁から得られなかった時点で、このカードは切れないと判断されたのが、実情ではないかと思います。
さすがに、”裏切り者”扱いといった個人攻撃は、ヒートアップし過ぎかなと思います。
1月6日の上下両院合同会議が最終ラインと見られていますが、ペンス氏はそこでも大きな権限を握っており、そういった意味でプレッシャーを掛けられているとも言えるでしょう。
トランプ氏陣営の基本路線は、憲法遵守です。
憲法の手続きに乗っ取り、公正な立場で勝利が得られるよう、かつ民意に沿うように、非常に慎重に進めているように見えます。
特に、トランプ氏、ペンス氏、ジュリアーニ氏と、パウエル氏、フリン氏辺りは、共通した認識を持ち連携しているような感じを受けます。
(リン・ウッド弁護士はちょっと外野な印象。)
といいますか、トランプ氏陣営の言動を「陰謀論」と評する人に是非教えていただきたい。
1人は、誰もなしえなかった中東和平を仲介し、国内でも現役歴代1位の得票数を誇る米国大統領。
1人は、マフィアを撲滅し、ニューヨーク市の犯罪率を半減させ、治安を回復させた元ニューヨーク市長。
1人は、元米連邦検察官で、FBIと訴訟し取り下げさせた経歴を持ち、軍の独立法務官になれる実力を持つ弁護士。
1人は、米国陸軍において数々の勲章とともに中将まで昇進し、後に大統領補佐官にも選ばれるような諜報部門出身の元米軍将官。
実践者として類を見ない実績と、それによる信頼を積上げてきた人物が、そろって同様の「陰謀論」を唱え、協力状態にあるということはどういう事なのでしょうか。
立場が違う人達が、それぞれ何を目的として、それを行っているのでしょうか。
私には、それらを総括できる「陰謀」が見い出せないのです。
陰謀だと言われた不正選挙の証拠が、ここ1ヶ月で出そろって来ているのは何を意味するのでしょうか。
噂がデマであるならば、CIA長官の情報が1カ月以上何も出てこないのは何故でしょうか。
これらを「陰謀論」と評されていますが、逆サイドから同レベルの事を言えば、「陰謀論」で片付けること自体が「陰謀」ではないかという話しが出来てしまうのです。
日々の出来事ランキング
最近の「2020米大統領選挙」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事