放射能汚染問題

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隕石

2010-08-17 | Weblog
地球の形成が約46億年前という推定は、隕石の年代測定から導かれました。
隕石(=meteorite)には大きく分けて石質隕石(stony meteorite)、鉄隕石(iron meteorite)、
石鉄隕石(stony-iron meteorite)と言う基本的な種類があり、含まれるニッケルー鉄は鉄隕石で
約98%、石質隕石で約23%、石鉄隕石で約50%です。
さらにその成分によって細かい分類がされています。

我々が普段見ることが出来る地球上の鉱物など、ダイヤモンドなどごく一部のを除けば
せいぜい地表100kmより浅い場所で出来たものに過ぎず、地球の半径が約6400kmだと
すれば、ほんの薄皮の部分での出来事です。 そんな事を考えると地球上の鉱物でもまだまだ
未知の世界なのに、隕石は実際に手で触れられる唯一の地球外物質と考えると未知なる
魅力とそのパワーを感じます。
話が少しそれてしまいましたが画像はシホテアリン隕石(鉄隕石)です。
1947年2月12日、午前10時30分頃にロシアのシベリア地方シホテアリン(Sikhote-Alin)に
隕石シャワーとして大気上方で多数の個体に分裂し、広範囲に落下しました。
総回収量は約70トンだと言われていますので比較的簡単に手に入る隕石の一つです。
大気中での分裂または地表との衝突でできた鉄隕石の破片の縁にはこのシホテアリン隕石
の場合のように、ねじれやゆがみが見られることが多い。鉄93%、ニッケル7%から構成され
小さな破片ですが手の平に乗せるとどっしりとして冷たさを感じます。
まだまだ隕石のコレクションは少ないですが少しずつここで紹介したいと思います。