小さな幸せの日記

ちっぽけだけど、幸せと感じた日々の記録です。
幸せが増えていきますように。

北里柴三郎ってどんな人?

2011-08-25 12:20:09 | 日記

熊本の小国町にある北里柴三郎記念館に行ってきました。

北里病院の創設者かな?くらいの知識しかありませんでしたが、

記念館の資料を見ていくうちに、とても素晴らしい人だと知りました。 

 

終始一貫。

北里柴三郎の訓言です。

伝染病の脅威から日本の国民を救おうという志を貫いて、

医学に一生を捧げたということでしょうか。

 

福沢諭吉の援助を受けて、伝染病研究所を設立しましたが、

ある騒動があって自身が辞職した際、

なんと研究所職員全員が後を追って辞職したそうです。

人望があったんですね。

 

その後、私費を投じて北里研究所を設立されました。

その北里大学の建学の精神、北里さんが門下生に説いていたこんな言葉が

飾られていました。

世のために信念を貫いて生き抜いた北里の人生から生み出された言葉ですね。

 今の時代の我々はこんな情熱を持った人がどれだけいるでしょうか。

 

先の読めない混沌とした今の時代にこそ、大切なことではないかと感じるような

心に響いてくる言葉でした。

 

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滝の裏側から見る景色 鍋ヶ滝

2011-08-23 21:00:02 | 日記

坂本善三美術館の近くに、滝を裏側から鑑賞できるスポットがあります。

その滝の名前は「鍋ヶ滝」。

滝まで降りるのにはかなり急な坂を降りていかなくてはなりません。

滝の近くまで行くと、そこから滝の裏へ道が延びています。

それほど大きな滝ではありませんが、

とても良い眺めです。

 

滝の裏側からは、水のカーテン越しに素晴らしい景色が見えます。

この場所は松嶋奈々子さんが出演したお茶のCMに使われたそうですよ。

マイナスイオンがたっぷりでした。


坂本善三 日本の心を表現する現代美術

2011-08-22 22:01:43 | 旅行

坂本善三。

熊本の小国にある坂本善三美術館を訪れるまで、

その名前を耳にしたことはありませんでした。

熊本で昭和初期に活躍した抽象画家です。

 

総畳敷きの館内。 美術館としては大変珍しいのではないでしょうか。

抽象画というと、どう鑑賞してよいのか戸惑う絵も多いのですが、

この坂本善三さんの絵は、大変日本的な雰囲気のある絵が多く、

日本家屋によく調和するようです。

それでこのような和風の美術館を造ったのでしょう。

畳の上に座ってじっくり鑑賞してもいいですね。

どの絵も自然の中のどこかを切り取ったような感じがします。

これは何でしょうね。

 

 これは魚の群れのようです。

自然に囲まれて育った坂本善三にとって、

日本の美しさを見つめ、日本の美を表現し続けることに

生き甲斐を感じたのでしょうか。

 

私も、日本を離れる度に、日本の良さを痛感します。

坂本善三も、自身の留学後にそんな気持ちになったのかもしれませんね。

 

 

 


寿命が10年延びそう・・至福の温泉宿を発見!

2011-08-21 21:49:26 | 旅行

九州旅行のメインは温泉でした。

訪れたのは、阿蘇の小国(おぐに)町にある、はげの湯温泉。

このあたりの宿は、源泉掛け流しです。

はげの湯温泉の名前の由来を宿の人に尋ねたかったのですが、

後から調べたら、温泉の蒸気のために草木が育たない”はげ地”だったことが

その由来のようです。

 

宿泊したのは、「たけの蔵」という宿。

地元でも人気で、なかなか予約が取れないそうです。

古民家の木材を利用した古風な造りなのですが、

大変清潔で、隅々まできれいです。

 

自然に囲まれ素晴らしい景色を楽しみながら入る露天風呂。

この宿は硫黄泉でしたが、このあたりはたくさんの源泉があるようで、

宿によって泉質は異なるそうです。

 

部屋には専用の檜の露天風呂が付いていました。

聞こえるのは、虫の声、風の音、お湯の溢れ出る音・・

誰にも邪魔されず、いつまでもゆったりと温泉に浸かりました。

あぁぁ・・なんと贅沢なひと時でしょう。

 

料理も最高に美味しく、ボリュームも満点でした。

厳選された馬刺し、トマトの白ワイン煮、手作り豆腐、などなど、

どれも料理長のこだわりが伝わってきます。

この宿で出している焼酎も大変良いものでした。

 

宿の方々はみなさんとても気遣いが細やかで、温かく、

笑顔に癒されます。

部屋も布団も大変清潔で心地良く、熟睡できました。

 

心のこもったおもてなしって、こういうことなんですね。

こんな素敵な宿に巡り合えて幸せです。

 


組み木 心温まる世界

2011-08-20 20:14:17 | 旅行

阿蘇に行って小黒三郎さんを初めて知りました。

訪れたのは阿蘇の小国町にあるズートピア。

初めは、木で作った動物のおもちゃの博物館かな?と思っていましたが、

それ以上にとても興味深いものでした。

 創設者の小黒三郎さんは、

盲学校や養護学校に勤め、教具づくりを始めたことで、

組み木のデザイナーとなっていったそうです。

素敵ですね。 

 

普通の木の板から、生み出されていく数々の動物たち。

デザインがとっても可愛いです。

作品を見ていくうちに、

組み木の世界に惹かれていきました。

     

手に取ってみると、

木の温かさと、なめらかなぬくもりに癒されます。

作り手の優しさが伝わってくるようです。

 

毎日の慌ただしい生活の中に、

こんな木組みの置物があるのもいいですね。

会社のデスクに置くペーパークリップとして、

このイルカ君を連れて帰ることにしました。

(本来はただの置物なので口は小さいですが)

 

我が家にはこの羊の親子を飾ります。

 

 

 この他にも、パズルや盲学校の教材も展示してありました。

 

この施設は体験制作もできるそうです。

時間があればぜひ作ってみたいと思いました。