はらっぱガーデン

絵を描くこと・散歩すること・バイクに乗ること・食べること

東京へ行って来ました

2013-09-09 08:37:49 | 日記
ちょっとお安いツアーで、東京に行って来ました。
行きはバス、帰りはJAL。ホテル1泊まで付いて15000円です。
ん~とってもリーズナブル。

今回は、国立新美術館の展覧会がメインだったので、それ以外は全然予定を考えていなかった。
唯一行きたかったのは、町田市の国際版画美術館。

「静かな詩情 銅版画の色と光」が開催されていました。
公園の中の美術館はとてもたたずまいも素敵で、そこに居るだけで幸せでした。
本当にたくさんの作品を目にする事が出来て、気持ちが奮い立ったというか、
どうしてもっと真剣に版画を見つめてこなかったんだと反省の機会を与えられた。

その会場で見つけた「ぐるっとパス」・・・これがいけなかった。
2000円のパスには美術館・博物館の入場券、割引券がびっしり!!!
貧乏性ですね。元をとらないと・・・なんて。

布文化と浮世絵の美術館---AMUSE MUSEUM
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
ブリジストン美術館
国立科学博物館
これだけの作品を一日で見られたのは生まれて初めて。
もうこの先もないかもしれない。
歩いた距離は35314歩。

その次の日も、いろいろピックアップしていたのに・・・。
表彰式に行く前に、ここも押さえとこうと立ち寄った印刷博物館。
第91回ニューヨークADC賞入賞作品展が開かれたいた。
その内容のひとつひとつが興味深くて、メインの博物館に入る時間が無くなった。
とりあえず二科の展覧会へ。

国立新美術館が出来た時に、一度だけ行った事がある。
この美術館に飾ってもらえるような絵なんて一生描く事ができるだろうか・・・。
そう思っていた。
今回、二科の展示でそれが叶ったけれど、私の作品は他の素晴らしい作品にかすんで可哀想だった。
懇親会がおひらきになってすぐ、印刷博物館に戻り、飛行機の出発時間に間に合うぎりぎりの時間まで堪能していた。
歩いた距離20581歩。
それにしても良く歩いた。
足は悲鳴を上げている。

その中で特別な経験。
ブリジストン美術館では、館内で防災訓練が行なわれていた。
観覧者は参加しなくていいのだけれど、避難放送が続いている中での鑑賞では、作品のほとんどを覚えていない。
外に出たら路地をふさいで消防車の放水訓練。本格的だ。

国立科学博物館では、天皇皇后両陛下が来られていて日本館の一部を見る事が出来なかった。
あそこには何が展示されていたのか、気になってしょうがない。
展示も見られなかったけど、天皇皇后両陛下は、黄色い警視庁の立ち入り禁止のテープの向こうの閉められた扉の向こう。
なんだかその距離感が無性に悲しかった。