布にだって簡単にインクジェットで印刷できるこの時代に、
しっかり手刷りで作業してきました。
今回も次回の街ネコクッション展のための作品。
chicoさんちのルークくんです。
モデルがいいので、わくわくしながらの作業。
写真を加工して、4色に分解して4つの版を制作。
インクを調合して一色ずつ見当を合わせながら刷っていく。
その前に布は水を通して地直しをして、適当な大きさにカットして、板に貼り付ける。
さぁやるぞ!と、気合を入れて作業開始。
小さい作品ながらも、布へのプリントは結構手ごわい…
だけど、努力した割には、インクジェットとの違いが表現できなかった。
ここで目指すのは職人。きっちり作業をして、版ずれを起こさないようにしないと、写真がぶれてしまうから。
前回のTsuguさんの作品では、逆に版ずれをわざとやってみたり、2色に分解して、
ちょっと私カラーを出してしまった。
全部で4型、5枚ずつ…計80回を7時間かけて制作。
ふぅ…今日はゆっくりしようかな。いやいやまだまだやらなくちゃいけないことだらけだ。