今回の東京はたくさんの収穫があった。
お友達の子供の作品展は、銀座。
とても素敵な作品達…私の中に微塵もないものを見ると、心が振るえる。
あぁ…素晴らしい!
銀座の町に1日中居た。
画廊がこんなにもあるのを知らなかった。
たくさん見すぎて、頭の中が鳴門海峡状態だ。
カランダッシュの直営店がオープンしていた。
試し描きをしたら、オイルパステルが欲しくなった。
すごい滑らかで、紙の上の混色もしっかりしっとりと色が載る。
黒の紙も用意されていて、発色の良さに心に火がついた。
荷物が重くなるので、とりあえず新色の色鉛筆だけ購入したけれど、
心はもう奪われている。
その翌日、神保町に出かけた。
予備知識も無く、友達に任せていた。
私の為に探してくれていたお店は、以前から私の行きたかったお店。
びっくりしたよ!
そしてそこでも作品展をみることが出来た。
歩いていくと目に飛び込んできた看板。
もうお目にかからなくなって4年もたっていた方と偶然お会いした。
嬉しくてついついはしゃいでしまった!
スケッチブックは、そちらの会社が特許をとってらっしゃる
綺麗に切り離せるものにした。
そう、私はここの紙をたくさん使用している。
銅版画の用紙も、シルクスクリーンの用紙も、ポストカードも、切手絵も。
そして、オイルパステルに心を奪われたとお話をしたら、
黒い紙をプレゼントしてくだっさった。
これでせっせとまた作品を制作しよう。
そして、銅版画の材料がたくさんあるお店へ。
あぁ、そこが東京。
銅版画人口も多いから、材料が直接手にとって見られる。
フェルトもラシャも。
荷物になるのに、小さな銅板を10枚ほど購入して帰った。
重い…バッグの中身と充実感が比例をしている。
そして行きたかった紙の見本帳。
そしてそこでも展示作品を見る機会に恵まれた。
おかげで、大阪に着いた時には、紙袋は重さに耐え切れず破れた。
だから、前から行きたかった印刷やさんに行って、シルクスクリーンの体験をさせてもらった。制作したのはエコバッグ。ワンポイントで、私のためだけの作品。
初めての蛍光インクにぞっこん!美しいわ~!
その足で搬出作業。
その帰りに友達に呼ばれて顔を出した。
もうバッグは千切れそうに重いのに、これ以上は詰め込めないのに。
ボタンの見本…最初は誰かに譲ろうと思ったけど、
綺麗に拭いているとだんだん引き込まれていく。
一つ一つからデザインが浮かんでくる。このボタンにどんな生地を合わせようかと。
拭くだけでも1週間はかかりそうだな。
当面の仕事が出来たよ。
ちょっと高い金額を出したのに、さほど快適ではなかった。
でも隣とくっついてないと、緊張感が違う。
到着は池袋…ぜんぜん知らない場所。
何処で顔を洗っていいのかも分からなかった。
高速バスの楽しみは、真夜中のパーキング。
昔、日本中をツーリングしていた頃、良くパーキングで寝ていた。
トイレだってあのころとはぜんぜん違う。
そんな時間に空を見上げることがなくなって、もうずいぶんになる。
都会では見えない数の星達と会える場所。
帰りも高速バスにした。
到着地点は大阪。
歩き回らなくてもモーニングが選び放題!
懐にやさしい金額で感謝です。