妙徳山神積寺の境内に、後堀河天皇の皇后である安喜門院の百箇日供養の塔婆があります。頭部を山形に切り、その下の側面に2段の切込みを入れた板状の石碑です。板碑と呼ばれる石碑の大きさは高さ153cm、幅82cm、厚さ中央で18cm、周辺部で21cm、中央に大きく梵字が刻まれています。肉太の刷毛書による薬研彫りで刻まれているのは阿弥陀の種子(キリーク)です。その下方に四字詰十二行の銘文が記されています。「安喜門院 禅定聖霊 登霞□来 当百日忌 □□造営 建立此観 願此功徳 増進仏道 乃至法界 平等利益 弘安九年 五三五焉」弘安9年(1286)2月に崩御された安喜門院の百箇日に当たる5月15日に造立されたことを記しています。兵庫県指定の文化財です。
30秒の心象風景18481・阿弥陀種子板碑~リカちゃんの旅~
https://youtu.be/ox1OJXnPkck
30秒の心象風景18481・阿弥陀種子板碑~リカちゃんの旅~
阿弥陀種子が刻まれた 板碑です。
案内板には、安喜門院が崩御されて百箇日にあたる弘安9年(1286年5月15日に造立されたとあります。
高さ...
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30秒の心象風景18481・阿弥陀種子板碑~リカちゃんの旅~
https://youtu.be/ox1OJXnPkck