こんばんは、イワンです。
前回の続きですが・・・。
簡単に説明しようと思います。
もしYoutubeで動画をUPしたとき、またはUPした動画に、
使用したフリーBGMがYoutubeのContent IDに引っかかり、団体名が表示されます。
ネットで調べると、著作権詐欺団体と出てくると思います。
太い青枠で囲ったのが、著作権侵害の申し立てをしてきた団体ですね。
Content IDというのは、超簡単に言えば、
著作権者がそれに音楽を登録しておけば、YoutubeのAIがその曲を使用している動画を検知して相手に警告を出すものです。
今回考えられることは・・・。
何者かがフリーBGMをダウンロードして、その曲を著作権者のフリをしてYoutubeのContent IDに登録したため、その曲を使用した動画がそれに引っかかった。
ということです。
つまり青枠に出ている団体が、そのようなことをやっているということ。
これがパターン1です。
もう1つのパターンですが。
青枠の中の“FILESCAP”という団体は、前回お話しましたが、フィリピンにある実在の著作権管理団体です。
日本の音楽の著作権を管理するJASRACも契約している団体です。
FILESCAPの名前が載っています。
正式な団体が何故他人の曲をContent IDに登録して著作権侵害を申し立ててくるのか?
FILESCAPがフィリピンでの著作権を管理している団体ということなので、同じような団体のJASRACの著作権信託契約約款を参考にします。
(英語の約款なんて読めないし、そもそも探すのも大変なので(^^;)
約款の内容が大体同じと仮定して。
1条~3条、7条を読めば大丈夫です。
これを参考にした私の結論ですが、
どうやら何者かが、フリー音楽をダウンロードして、それを著作権管理団体に自分の曲として申請したようです。
図を作成しましたので、こちらをご覧ください。
下手な図ですみません。
図にするとこんな感じです。
このままにして置くと・・・。
うpした動画に勝手に広告が付き、その収益が向こうに渡ります。
さすがにこれは頭にきますよね?
対処の方法なんですが、前回の動画にもありますが、著作権侵害の申し立てに対し異議申し立てをしてください。
するとYoutubeから海外の著作権団体に異議申し立てが送信され。
もし、向こうに正当性があるなら、異議申し立てについての返答が返ってきますが、
相手が不正をしている場合、このような流れになると思われます。
30日経過して、相手の著作権侵害の申し立てが解除されます。
図が役に立っていれば幸いですが・・・。
動画をUPしている人にしてみれば、とても迷惑な話ですが、残念ながら著作権侵害の申し立てを受けてしまったら、対抗手段は今の所、異議申し立てしかないようです。
時間はかかりますが、仕方ないですね。
放っておくと、本当の著作権者や、動画を作成した人が泣く事になりますので。
結論ですが、相手が海外の著作権団体の場合、その団体が不正をやっているのではなく、その団体に何者かがダウンロードした曲を著作権者と偽って契約をした可能性が高い。
ということです。
まあ、その海外の団体も、一体どのような審査をしているのか?と突っ込みたくなりますが・・・。
こんな感じですね、参考になればうれしいです。
ただ、私も簡単にネットで調べただけなので、実際はもっと複雑で氷山の一角を見てきただけかもしれませんので。
もしかしたら間違っている可能性もありますので、そのときはご容赦ください。
以上です、長文失礼しました。
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