美味しいお散歩。

すべては必要でうまくいっている。
だから大丈夫。
「命」は「いのち」。

余談(老夫婦の会話)。

2015年06月20日 05時19分10秒 | 遊病記・命はいのち。

主人が入院中に後から入院されてきたお年寄り(おじいさん)がいます。
奥さんが暗い顔して付き添っておられます。その会話。

おじいさん 「おまえかわいそうやの。ごはん分けてあげたいんやけど、
        わしも食べて元気にならんとあかんしの。」

おばあさん 「・・・・・・・・・」

おじいさん 「おまえ大変やの。今まで書類書くの全部わしがやっとったからの。」

おばあさん 「・・・・・・・・・」

おじいさん 「おまえ、帰り遅うなったら、食べんの大変やの。
         帰りになんか買って帰ったらどうや。」

おばあさん 「そんな気にならんわ。食べる気おこらんわ。」

奥さんは放心状態。病気のことや先のことを考えたら不安で不安で、
仕方ないんでしょう。途方に暮れておられます。

よくわかります。


夕食 



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2 コメント

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おもいやりも (杏子)
2015-06-20 12:56:21
ほほえましいお話ですが、
病人さんんの方が、こんなに気をつかっていたんじゃ、治りも遅くなるかもしれませんね。
しかし、老いた身には堪える会話でした。

おもいやりも度がすぎると逆効果になるのでは・・・

奥さんのほうが心配になります。
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杏子さんへ (豆柴)
2015-06-21 04:37:03


>病人さんの方が、こんなに気をつかっていたんじゃ、治りも遅くなるかもしれませんね。

そう言われてしまうことが多いと思いますが、
これはこの人の性分で、気を遣うことをやめてしまったら、
かえっておかしくなってしまうかもしれませんねえ。

>しかし、老いた身には堪える会話でした。

カーテンの向こうの病人さんとご家族の会話が、どうしても聞こえてしまうんですよね。
聞くつもりはなくても。
けっこう辛くなることもありますね。それどころじゃないのに。

>おもいやりも度がすぎると逆効果になるのでは・・・

この人、看護師さん達にも「すいませんのお」「もうしわけないですなあ」を連発しておられ、
さすがに看護師さん達も苦笑してました。

>奥さんのほうが心配になります。

私も、老夫婦お2人だけだったら大変だろうなあと心配しましたが、
後日、息子さんが来られたのでほっとしました。
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