思い出した。

自分が初めてお勤めしたのが、港区の芝公園だった。

そのときの昼食は、毎日外食。

本格中華料理店から町中華。

老舗の蕎麦屋から、駅近くの立ち食いソバ屋。

定食屋。大型チェーンの牛丼屋。

まだコンビニ飯は主流じゃなかった。

そのころ昼食代は、だいたい６００円から７５０円くらいが主流だったかな。

そんな中、夜は居酒屋、昼はランチのお店【H】もあった。

メニューは【ハンバーグとコロッケ】【魚フライと生姜焼き】みたいなセットものが人気のお店。店主とホール、洗い場のおばちゃまの三人で切り盛りしていて、ランチ時には何人も行列していた。

そこのメニューにははずれがなかったけど、生姜焼きがバツグンにウマかった。

今は市販の生姜焼き用のタレもあって、それで充分においしくできるようになった。

　　　　

　　　　

自分で作るときは玉ねぎ、ピーマンを多めに。

余ったタレで千切りキャベツ、これがまたおいしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハル★