ヨロブン アニョハセヨ~
お盆休み真っ只中いかがお過ごしでしょうか。
我が家のお休みは電気ドリルとプラスドライバーに侵食された数日間でございました。その記事はまたいずれ。
折角の夏休み中お忙しい中覗いてくださった皆さんへちょっとご用意いたしましたよ~。エサ(笑)
私の妄想でございます。
構想3日・・隙を見つけてちょこちょこ書いておりました。
結構豪華キャストっすよぉ~。
だって・・・三つどもえ。
ココに至るにはいろいろありまして・・・。
すっかりおなじみになった「スヒョンシリーズ」
全キャラ制覇一応目指しておりますが。
ここで問題発覚
私の創作・・・「another story」はNGなのですよ。基本的に。
彼の作品まずありきなので「その後」はあっても「別な結末」は無い。
つまり・・・死んでしまったものは生き返らせることは出来ないのです。
ですから・・・「幸せにしてやってくれっ!」
と多くの方からリクエストいただいておりましたソヌ。
彼をこの世で幸せにすることはとても難しく。
こんな方法で別な幸せを探ることにいたしました。
そして彼の記念すべき初仕事のターゲットは・・・『キム・イナ』
・・・でこんな展開です。
どうですかね・・・
ま、とりあえずお読みいただいて感想などお寄せいただけると誠に嬉しゅうございます。
では、妄想の世界にいってらっしゃ~い。
あ・・写真ですがイメージ的に白いスーツを着たソヌを探したんですが。匂ってくる空気が違うんですよね。どうも。
とりあえずイメージ映像ってことで。
天使はソヌもイナもお好き
「ここは・・・どこなんだ・・・」
ふと目覚めたソヌはそうつぶやいた。
思い出すのは耳を劈く銃声と落ちて舞う木の葉。
(俺は・・・・・死んだのか・・・・・。)
ソヌは自分の身体を見回した。
血だらけだった身体は真っ白なスーツに包まれている。
打ち抜かれたはずの頭から血が流れている様子もない。
「一体・・・ここは・・・」
「お目覚めですか?」スヒョンは彼ににこやかに話しかけた。
ソヌはその身体に染み付いた習慣によって瞬時に身構える。
「大丈夫です。私はあなたの味方ですし・・この世界には争いはありませんから。」
スヒョンの笑顔とその言葉にソヌは身体の力が抜ける思いだった。
「やはり・・・・俺は死んだのか。」
つぶやくソヌ。
「ええ。残念ながら。ここはあなたのご想像通り・・・天国の入り口です。」
「・・・・・」
「気を落とさないでください。死んだからといって全部終わりというわけじゃない。ここからはあなたの第二の人生が待っています。そして私はその新しい人生のガイド兼インストラクターってところでしょうか。あっ、ご紹介が遅れました。私はチェ・スヒョン。職業は天使です。」
「天使?」
「ええ。天使です。それも結構凄腕の。ただあなたの現世ではろくに何もしてあげられませんでしたが・・・」
一瞬スヒョンの表情が曇ったのをソヌは見逃さなかった。
「何もしてあげられなかった・・って。」
「私の仕事は人を幸せに導くこと。人に気づかせることなのですが・・あなたのケースはあまりにも特殊であなたに少しの愛を感じさせるのがやっとだった・・・。カン社長の担当はあいにく私でなかったものですから。もうちょっと上手くやっていれば・・違う未来があったかもしれないんですが・・・。完全な私の作戦ミスです。こうして道案内を申し出たのもそのせめてもの償いといえるかもしれません。」そういうとスヒョンは川面に浮かぶ睡蓮の花を見つめた。
「そんなことを今更言われても俺の命が元に戻るわけじゃない・・・。少しの愛ね。・・あんなことが無ければ死ぬことも無かったかもしれないと思うんだが・・何故だか不思議と後悔していないんだ。」
ソヌは独り言のようにボソボソとそうつぶやいた。
「そうですか・・それは私にとっても救いです。あなたはきっといい天使になれる。素質があると神様もおっしゃってましたし。」
「どういうことだ。」ソヌは怪訝そうに聞き返した。
「あなたの第二の人生ですが。この世界と下界を行き来して私のように天使として働いてみたらどうか・・・というのが神様の思し召しです。もちろん自由選択制ですので天使になるもならないもあなたの自由ですが・・・天使になるというのは誰にでも許されるものでないんですよ。選ばれし者しかこの職にはつけない狭き門なのです。あなたの勘の鋭さは買っていますがなんせ愛情には鈍感すぎますからその類の仕事にはおそらく向かないかと思いますが・・・。でもこの仕事他にも結構奥が深くて様々な知識も必要ですし。あなたの冷静な判断力と緻密な計画性が生かせる実にやりがいのあるいい仕事だと思いますよ。まずはしばらく私の仕事現場に同行していただいてその仕事内容を体感していただくのがよろしいかと思います。」
「何もせずじっとしていても仕方がない。引き受けるか受けないかは別としてとりあえずその仕事というのを見てみるのもいい時間つぶしになりそうだ。」
「そうですね。ちょうど面白い案件がありますから一緒にまいりましょう。」
スヒョンはそういうとソヌに手を差し出した。
「?」
「場所と時間を移動します。まだあなたはその方法がわからないでしょ。いいですか。私の手を握って目をつぶって三つ数えてください。私がいいと言うまで目を決して開けないこと。手を離さないこと。いいですか?」
「わかった」ソヌは少し緊張しながら返事をした。
「ではいきますよ。」
「ねえ、明日チニさんのところに行って来て。あなたをまたピットボスとして雇ってくれるように頼んで来たから。そこで実績を残せばマネージャーだって夢じゃないし。そうしたら私もまた企画室で腕を揮えるわ・・・ワクワクするわ~。
ねえ。もうそろそろ前の生活に戻らない?・・通訳のお仕事してもいいわよね。・・実はもう頼んできちゃったの。明日から夜遅くなるから悪いけどひとりでお夕食作って食べてね。・・・それからスーツ買ってもいいかしら着ていくものが無くって・・・・・あ、バックも・・・・」
彼女はそう話しながら鏡を覗き込んだ。
「あら、何だかこの鏡写りが悪くなったわね。」彼女が鏡を手で拭うとうっすらついていた埃が宙に舞った。
彼女がそう話し続ける脇のテーブルでイナは自分で作ったトーストとサラダを不味そうに口に運んでいた。
チェジュドの岬。
海風に吹かれながら男がひとり佇んでいた。
「あの男が今の案件です。あの人の人生も波乱万丈で・・今ちょっとまずいことになっているんですよ。詳しくはおいおいご説明しますから。あ・・・その格好じゃ・・・まっ、いいか。」スヒョンはソヌを一瞥してそういったかと思うと次の瞬間にはもうソヌのだいぶ前を歩いていた。
残されたソヌは真っ白のスーツに包まれた自分の姿を眺め小さくため息をつくと仕方なさそうにスヒョンの後を追いかけた。
「いいですか。彼と目が合ったら彼の眼をじっと見つめた後に目をつぶってみてください。彼の今まで生きてきた人生があなたの脳裏に浮かぶはずですから。最初は少し疲れると思いますがそのうち慣れますから。実践あるのみです。」スヒョンはそういうとニヤッと笑った。
「じゃ、行きますよ。」スヒョンはそういうと岸壁に佇む男にゆっくりと話しかけた。
「あの・・・・すいません。キム・イナさん」
突然見ず知らずの二人の男に話しかけられたイナは身体に染み付いた習慣によって瞬時に身構えた。
「お前ら・・誰だ。」彼の目つきは鋭い。だが立っている二人の姿を素早く見渡すとその突飛な姿にプッと噴出した。
「こんなところでなんでそんな白のタキシードなんて着ているんだ。どう見たって可笑しい。」そういうとおなかを抱えてゲラゲラと大笑いし始めた。
「警戒心を解くには実に有効な作戦でしたね。」スヒョンはソヌの耳元でそうささやくと彼のスーツ姿をチラッとみてにっこり笑った。
ソヌは複雑そうな顔をした。笑いものにされているのに不思議と嫌な気持ちにならない自分がおかしかった。
そして笑い転げているイナと呼ばれる男の眼をそっと覗いた。その瞬間深い井戸に吸い込まれていくような感覚がソヌを襲った。・・・
ソヌの頭の中にはまるで自分がその場にいるようにリアルな感覚の映像が浮かんでは消えていく。追われている子供・・・燃え盛る火・・・檻の中・・・チップの山・・銃声・・グランドキャニオン・・・・ホテルの一室・・・不思議なことに映像に加えてその時々のイナと呼ばれる男の気持ちをまるで我が事のように手に取るように感じとることが出来た。ソヌは自分のことでさえこんなにいろいろな感情を感じたことは無い気がしていた。そして・・・・浮かんでくる情景の合間合間にもやがかかったように見えない部分があった。ソヌはその部分を見ると自分でも理解できない感情がこみ上げてくるのを感じていた。
「ソヌさんは本当に愛については鈍感なんですね。」スヒョンが隣でそうささやいて笑っている。ソヌはむっとした。もやがかかっている部分はどうもイナという男が恋をしている部分らしい・・・(こいつは高校生くらいからずっと恋をしているのか・・・)ソヌは正直驚いていた。「俺なんて・・・一瞬恋しただけでそれが原因で死んじまったのに・・。」
スヒョンが隣で笑っている。
「?」ソヌが不思議そうに見つめると
「・・あ・・失礼。笑いすぎですね。あまりにソヌさんが恋に関してはウブなので。でもソヌさん、恋というのは魔物ですから。あ、もう身にしみてご存知でしたね。」笑いをこらえながらスヒョンはイナを見つめた。
ソヌはそんなスヒョンを見て思った。
この男イナの心の中と俺の心の中を同時に見切っている・・只者でないのかもしれない。
「・・でお前らいったい俺に何の用だ。」
心の中を見透かされていることなど思いもよらずイナは変な格好の二人組に笑いをこらえながらそう尋ねた。
「あなた・・今の暮らしに満足していますか・・あなたが望んでいるものと彼女が望んでいるものは・・・かけ離れている・・あなたはそれに気づいているのに気づかないふりをしようとしているのではありませんか・・・彼女はあなたの「運命の人」だったとしてもパートナーではありません。そして・・彼女にとっても同じことが言える。」
「何を言っているんだ」スヒョンの言葉を聞きイナが動揺しだしたことをソヌは感じていた。そして目を閉じる。するとさっきまでもやがかかっていた部分がすっきりと見えた。
そして彼らの気持ちも・・・。
「お前ら一体何者だ・・」怪訝そうに問いかけるイナにスヒョンは答えた。
「信じていただけるかどうかわかりませんが私たちは天使です。正確に言いますと天使一名と天使見習い一名です。あなたに気づかせてあなたを幸せに導くのが仕事です。」
「そんなものがいるなんて御伽噺じゃあるまいし。」
「御伽噺みたいでしょ。でも実在するんです。例えば・・・あなたの今の悩み・・あなたは少しの蓄えで静かに穏やかに暮らしたいと思っている。二人でいられれば何もいらないと・・・でも、彼女は違います。あなたたちはあまりに劇的にな状況下で別離と再会を繰り返した。そういう意味ではお互い運命の人だったのかもしれません。そして離れている間に相手を自分の理想像に当てはめる作業を始めた。そして再会・・・。やっと結ばれた二人。あなたはあなたが思い描いていた理想の彼女を手に入れた。彼女は彼女で思い描いている理想の彼を手に入れたはずだった。
でも、それはあなたたちの頭の中で長年の間に作られた虚像なのです。
彼女は「あなたが嫌いで捨てたあなた」を今でも慕っている。巨万の富を動かすビジネスで成功したあなたを求めています。
少々残酷ですが一言でいえば・・・彼女はメキシコの海岸でタバコを売り歩く生活にはとても耐えられない・・・。そういうことです。
「お前らが天使だというのはなまじっか嘘ではなさそうだな。じゃあ、俺にどうしろというんだ」イナは少しイラつきながら言った。
「彼女は・・おそらく変わりません。仕事柄多くの女性を見てきた経験からして自信があります。彼女の欲はなかなか消えるものではない。つまりあなたと彼女が幸せになるためにはあなたが変わるか・・別れてお互い別のパートナーを探すかどちらかだということです。あなたの精神力からすると我慢して彼女の望む理想像を演じることは可能だとは思いますがそれではあなたは癒されることがない。苦しい人生を送ることになるでしょう。」
「・・ということは別れた方がいいということか。」
「早い話そういうことです。虚像の彼女に囚われることなく自由な目で世界を見てみるともっとあなたに合った素敵な女性にめぐり会えるはずですよ。彼女も同じです。欲望を捨てたあなたを見てイライラして生きるよりもっと彼女らしく生きられる場所があるはずですから。」
「お互いのためね・・。」イナはそうつぶやくと岸壁から波立つ海を見つめた。
(そういえば・・俺はあいつのどこに惹かれたのか・・よく覚えていない。虚像ね。そういわれれば虚像なのかもしれない。・・・)
「どういう未来を選ぶかはあなたが決めることですから・・私たちの仕事はここまでです。どうか幸せな人生をお送りください。」スヒョンはにっこりと笑ってそう挨拶した。
「ちょっと待ってくれ。そっちの黙っている白いタキシードのお前はどう思うんだ。」
驚いたことにイナはボ~ッと立っているだけだったソヌに意見を求めた。
「・・・・・」しばらくの沈黙の後ソヌはおもむろに語り始めた。
「あんたはこれまでも彼女を想っている間・・ずっと幸せだった。でも別れてもまた違う幸せがきっと見つかるチカラを俺はあんたから感じている。俺には・・・もう遠くに浮かんで見えている。・・」
そういうとソヌはおもむろに目を閉じた。
「えっ?」イナとスヒョンは声を合わせたようにそう言って驚くと食い入るようにソヌの顔を見つめた。
「長い黒髪が綺麗な女性だ・・・名前は・・・・ヨンス。」
「ヨンス・・・・」
スヒョンの脳裏にはふとひとりの女性が浮かんだ・・「まさかね・・」偶然知り合うキム・ヨンスとイナの姿がまだその時のスヒョンには見えていなかった。
一方、イナはソヌの言葉に感動していた。
(そう。俺はずっと幸せだった。あいつを想っているだけで充分に幸せだった。だから今までの人生は無駄でなかったんだ・・。違う幸せを見つけてみるのも悪くないか・・。)
イナは無口で堅物だが妙に説得力のある物言いの白いタキシードの天使見習いに好感を持った。(こいつの言うことなら信用できそうだ・・。ヨンスね・・覚えておくか。)
二人はイナに別れを告げ岸壁沿いの道を歩いていた。
「ソヌさん、すごいですね・・意外に今まで使われていなかった分恋愛に関する感覚は鋭敏なのかもしれませんね。私が見えていないものまで見えちゃうし・・イナさんのような男性には私よりあなたの方が適任かもしれませんね。いやぁ~まいったなぁ~。ヒョンって呼んでいいですか?」
スヒョンは珍しく興奮気味に話しかけた。この世界でスヒョンが自分より能力が上の天使に逢うことはめったに無いことだったから。
「好きにしていいが・・まだ教えてもらわないといけないこともたくさんありそうだ。」
「ええ。何なりと」スヒョンは嬉しそうに言った。
ソヌはこの仕事を気に入ったようだった。しばらく楽しい日が続きそうだった。
スヒョンは微笑んだ。
「じゃ、帰りましょうか。」そういうと手を差し出して笑った。
「男同士で手を繋ぐのも何だか気が重い。早いうちに移動方法を教えてくれ」ソヌが真顔でスヒョンに言った。
「そうですね。じゃあ、今度」スヒョンはそう答えると嬉しそうにソヌの手を握った。
お盆休み真っ只中いかがお過ごしでしょうか。
我が家のお休みは電気ドリルとプラスドライバーに侵食された数日間でございました。その記事はまたいずれ。
折角の夏休み中お忙しい中覗いてくださった皆さんへちょっとご用意いたしましたよ~。エサ(笑)
私の妄想でございます。
構想3日・・隙を見つけてちょこちょこ書いておりました。
結構豪華キャストっすよぉ~。
だって・・・三つどもえ。
ココに至るにはいろいろありまして・・・。
すっかりおなじみになった「スヒョンシリーズ」
全キャラ制覇一応目指しておりますが。
ここで問題発覚
私の創作・・・「another story」はNGなのですよ。基本的に。
彼の作品まずありきなので「その後」はあっても「別な結末」は無い。
つまり・・・死んでしまったものは生き返らせることは出来ないのです。
ですから・・・「幸せにしてやってくれっ!」
と多くの方からリクエストいただいておりましたソヌ。
彼をこの世で幸せにすることはとても難しく。
こんな方法で別な幸せを探ることにいたしました。
そして彼の記念すべき初仕事のターゲットは・・・『キム・イナ』
・・・でこんな展開です。
どうですかね・・・
ま、とりあえずお読みいただいて感想などお寄せいただけると誠に嬉しゅうございます。
では、妄想の世界にいってらっしゃ~い。
あ・・写真ですがイメージ的に白いスーツを着たソヌを探したんですが。匂ってくる空気が違うんですよね。どうも。
とりあえずイメージ映像ってことで。
天使はソヌもイナもお好き
「ここは・・・どこなんだ・・・」
ふと目覚めたソヌはそうつぶやいた。
思い出すのは耳を劈く銃声と落ちて舞う木の葉。
(俺は・・・・・死んだのか・・・・・。)
ソヌは自分の身体を見回した。
血だらけだった身体は真っ白なスーツに包まれている。
打ち抜かれたはずの頭から血が流れている様子もない。
「一体・・・ここは・・・」
「お目覚めですか?」スヒョンは彼ににこやかに話しかけた。
ソヌはその身体に染み付いた習慣によって瞬時に身構える。
「大丈夫です。私はあなたの味方ですし・・この世界には争いはありませんから。」
スヒョンの笑顔とその言葉にソヌは身体の力が抜ける思いだった。
「やはり・・・・俺は死んだのか。」
つぶやくソヌ。
「ええ。残念ながら。ここはあなたのご想像通り・・・天国の入り口です。」
「・・・・・」
「気を落とさないでください。死んだからといって全部終わりというわけじゃない。ここからはあなたの第二の人生が待っています。そして私はその新しい人生のガイド兼インストラクターってところでしょうか。あっ、ご紹介が遅れました。私はチェ・スヒョン。職業は天使です。」
「天使?」
「ええ。天使です。それも結構凄腕の。ただあなたの現世ではろくに何もしてあげられませんでしたが・・・」
一瞬スヒョンの表情が曇ったのをソヌは見逃さなかった。
「何もしてあげられなかった・・って。」
「私の仕事は人を幸せに導くこと。人に気づかせることなのですが・・あなたのケースはあまりにも特殊であなたに少しの愛を感じさせるのがやっとだった・・・。カン社長の担当はあいにく私でなかったものですから。もうちょっと上手くやっていれば・・違う未来があったかもしれないんですが・・・。完全な私の作戦ミスです。こうして道案内を申し出たのもそのせめてもの償いといえるかもしれません。」そういうとスヒョンは川面に浮かぶ睡蓮の花を見つめた。
「そんなことを今更言われても俺の命が元に戻るわけじゃない・・・。少しの愛ね。・・あんなことが無ければ死ぬことも無かったかもしれないと思うんだが・・何故だか不思議と後悔していないんだ。」
ソヌは独り言のようにボソボソとそうつぶやいた。
「そうですか・・それは私にとっても救いです。あなたはきっといい天使になれる。素質があると神様もおっしゃってましたし。」
「どういうことだ。」ソヌは怪訝そうに聞き返した。
「あなたの第二の人生ですが。この世界と下界を行き来して私のように天使として働いてみたらどうか・・・というのが神様の思し召しです。もちろん自由選択制ですので天使になるもならないもあなたの自由ですが・・・天使になるというのは誰にでも許されるものでないんですよ。選ばれし者しかこの職にはつけない狭き門なのです。あなたの勘の鋭さは買っていますがなんせ愛情には鈍感すぎますからその類の仕事にはおそらく向かないかと思いますが・・・。でもこの仕事他にも結構奥が深くて様々な知識も必要ですし。あなたの冷静な判断力と緻密な計画性が生かせる実にやりがいのあるいい仕事だと思いますよ。まずはしばらく私の仕事現場に同行していただいてその仕事内容を体感していただくのがよろしいかと思います。」
「何もせずじっとしていても仕方がない。引き受けるか受けないかは別としてとりあえずその仕事というのを見てみるのもいい時間つぶしになりそうだ。」
「そうですね。ちょうど面白い案件がありますから一緒にまいりましょう。」
スヒョンはそういうとソヌに手を差し出した。
「?」
「場所と時間を移動します。まだあなたはその方法がわからないでしょ。いいですか。私の手を握って目をつぶって三つ数えてください。私がいいと言うまで目を決して開けないこと。手を離さないこと。いいですか?」
「わかった」ソヌは少し緊張しながら返事をした。
「ではいきますよ。」
「ねえ、明日チニさんのところに行って来て。あなたをまたピットボスとして雇ってくれるように頼んで来たから。そこで実績を残せばマネージャーだって夢じゃないし。そうしたら私もまた企画室で腕を揮えるわ・・・ワクワクするわ~。
ねえ。もうそろそろ前の生活に戻らない?・・通訳のお仕事してもいいわよね。・・実はもう頼んできちゃったの。明日から夜遅くなるから悪いけどひとりでお夕食作って食べてね。・・・それからスーツ買ってもいいかしら着ていくものが無くって・・・・・あ、バックも・・・・」
彼女はそう話しながら鏡を覗き込んだ。
「あら、何だかこの鏡写りが悪くなったわね。」彼女が鏡を手で拭うとうっすらついていた埃が宙に舞った。
彼女がそう話し続ける脇のテーブルでイナは自分で作ったトーストとサラダを不味そうに口に運んでいた。
チェジュドの岬。
海風に吹かれながら男がひとり佇んでいた。
「あの男が今の案件です。あの人の人生も波乱万丈で・・今ちょっとまずいことになっているんですよ。詳しくはおいおいご説明しますから。あ・・・その格好じゃ・・・まっ、いいか。」スヒョンはソヌを一瞥してそういったかと思うと次の瞬間にはもうソヌのだいぶ前を歩いていた。
残されたソヌは真っ白のスーツに包まれた自分の姿を眺め小さくため息をつくと仕方なさそうにスヒョンの後を追いかけた。
「いいですか。彼と目が合ったら彼の眼をじっと見つめた後に目をつぶってみてください。彼の今まで生きてきた人生があなたの脳裏に浮かぶはずですから。最初は少し疲れると思いますがそのうち慣れますから。実践あるのみです。」スヒョンはそういうとニヤッと笑った。
「じゃ、行きますよ。」スヒョンはそういうと岸壁に佇む男にゆっくりと話しかけた。
「あの・・・・すいません。キム・イナさん」
突然見ず知らずの二人の男に話しかけられたイナは身体に染み付いた習慣によって瞬時に身構えた。
「お前ら・・誰だ。」彼の目つきは鋭い。だが立っている二人の姿を素早く見渡すとその突飛な姿にプッと噴出した。
「こんなところでなんでそんな白のタキシードなんて着ているんだ。どう見たって可笑しい。」そういうとおなかを抱えてゲラゲラと大笑いし始めた。
「警戒心を解くには実に有効な作戦でしたね。」スヒョンはソヌの耳元でそうささやくと彼のスーツ姿をチラッとみてにっこり笑った。
ソヌは複雑そうな顔をした。笑いものにされているのに不思議と嫌な気持ちにならない自分がおかしかった。
そして笑い転げているイナと呼ばれる男の眼をそっと覗いた。その瞬間深い井戸に吸い込まれていくような感覚がソヌを襲った。・・・
ソヌの頭の中にはまるで自分がその場にいるようにリアルな感覚の映像が浮かんでは消えていく。追われている子供・・・燃え盛る火・・・檻の中・・・チップの山・・銃声・・グランドキャニオン・・・・ホテルの一室・・・不思議なことに映像に加えてその時々のイナと呼ばれる男の気持ちをまるで我が事のように手に取るように感じとることが出来た。ソヌは自分のことでさえこんなにいろいろな感情を感じたことは無い気がしていた。そして・・・・浮かんでくる情景の合間合間にもやがかかったように見えない部分があった。ソヌはその部分を見ると自分でも理解できない感情がこみ上げてくるのを感じていた。
「ソヌさんは本当に愛については鈍感なんですね。」スヒョンが隣でそうささやいて笑っている。ソヌはむっとした。もやがかかっている部分はどうもイナという男が恋をしている部分らしい・・・(こいつは高校生くらいからずっと恋をしているのか・・・)ソヌは正直驚いていた。「俺なんて・・・一瞬恋しただけでそれが原因で死んじまったのに・・。」
スヒョンが隣で笑っている。
「?」ソヌが不思議そうに見つめると
「・・あ・・失礼。笑いすぎですね。あまりにソヌさんが恋に関してはウブなので。でもソヌさん、恋というのは魔物ですから。あ、もう身にしみてご存知でしたね。」笑いをこらえながらスヒョンはイナを見つめた。
ソヌはそんなスヒョンを見て思った。
この男イナの心の中と俺の心の中を同時に見切っている・・只者でないのかもしれない。
「・・でお前らいったい俺に何の用だ。」
心の中を見透かされていることなど思いもよらずイナは変な格好の二人組に笑いをこらえながらそう尋ねた。
「あなた・・今の暮らしに満足していますか・・あなたが望んでいるものと彼女が望んでいるものは・・・かけ離れている・・あなたはそれに気づいているのに気づかないふりをしようとしているのではありませんか・・・彼女はあなたの「運命の人」だったとしてもパートナーではありません。そして・・彼女にとっても同じことが言える。」
「何を言っているんだ」スヒョンの言葉を聞きイナが動揺しだしたことをソヌは感じていた。そして目を閉じる。するとさっきまでもやがかかっていた部分がすっきりと見えた。
そして彼らの気持ちも・・・。
「お前ら一体何者だ・・」怪訝そうに問いかけるイナにスヒョンは答えた。
「信じていただけるかどうかわかりませんが私たちは天使です。正確に言いますと天使一名と天使見習い一名です。あなたに気づかせてあなたを幸せに導くのが仕事です。」
「そんなものがいるなんて御伽噺じゃあるまいし。」
「御伽噺みたいでしょ。でも実在するんです。例えば・・・あなたの今の悩み・・あなたは少しの蓄えで静かに穏やかに暮らしたいと思っている。二人でいられれば何もいらないと・・・でも、彼女は違います。あなたたちはあまりに劇的にな状況下で別離と再会を繰り返した。そういう意味ではお互い運命の人だったのかもしれません。そして離れている間に相手を自分の理想像に当てはめる作業を始めた。そして再会・・・。やっと結ばれた二人。あなたはあなたが思い描いていた理想の彼女を手に入れた。彼女は彼女で思い描いている理想の彼を手に入れたはずだった。
でも、それはあなたたちの頭の中で長年の間に作られた虚像なのです。
彼女は「あなたが嫌いで捨てたあなた」を今でも慕っている。巨万の富を動かすビジネスで成功したあなたを求めています。
少々残酷ですが一言でいえば・・・彼女はメキシコの海岸でタバコを売り歩く生活にはとても耐えられない・・・。そういうことです。
「お前らが天使だというのはなまじっか嘘ではなさそうだな。じゃあ、俺にどうしろというんだ」イナは少しイラつきながら言った。
「彼女は・・おそらく変わりません。仕事柄多くの女性を見てきた経験からして自信があります。彼女の欲はなかなか消えるものではない。つまりあなたと彼女が幸せになるためにはあなたが変わるか・・別れてお互い別のパートナーを探すかどちらかだということです。あなたの精神力からすると我慢して彼女の望む理想像を演じることは可能だとは思いますがそれではあなたは癒されることがない。苦しい人生を送ることになるでしょう。」
「・・ということは別れた方がいいということか。」
「早い話そういうことです。虚像の彼女に囚われることなく自由な目で世界を見てみるともっとあなたに合った素敵な女性にめぐり会えるはずですよ。彼女も同じです。欲望を捨てたあなたを見てイライラして生きるよりもっと彼女らしく生きられる場所があるはずですから。」
「お互いのためね・・。」イナはそうつぶやくと岸壁から波立つ海を見つめた。
(そういえば・・俺はあいつのどこに惹かれたのか・・よく覚えていない。虚像ね。そういわれれば虚像なのかもしれない。・・・)
「どういう未来を選ぶかはあなたが決めることですから・・私たちの仕事はここまでです。どうか幸せな人生をお送りください。」スヒョンはにっこりと笑ってそう挨拶した。
「ちょっと待ってくれ。そっちの黙っている白いタキシードのお前はどう思うんだ。」
驚いたことにイナはボ~ッと立っているだけだったソヌに意見を求めた。
「・・・・・」しばらくの沈黙の後ソヌはおもむろに語り始めた。
「あんたはこれまでも彼女を想っている間・・ずっと幸せだった。でも別れてもまた違う幸せがきっと見つかるチカラを俺はあんたから感じている。俺には・・・もう遠くに浮かんで見えている。・・」
そういうとソヌはおもむろに目を閉じた。
「えっ?」イナとスヒョンは声を合わせたようにそう言って驚くと食い入るようにソヌの顔を見つめた。
「長い黒髪が綺麗な女性だ・・・名前は・・・・ヨンス。」
「ヨンス・・・・」
スヒョンの脳裏にはふとひとりの女性が浮かんだ・・「まさかね・・」偶然知り合うキム・ヨンスとイナの姿がまだその時のスヒョンには見えていなかった。
一方、イナはソヌの言葉に感動していた。
(そう。俺はずっと幸せだった。あいつを想っているだけで充分に幸せだった。だから今までの人生は無駄でなかったんだ・・。違う幸せを見つけてみるのも悪くないか・・。)
イナは無口で堅物だが妙に説得力のある物言いの白いタキシードの天使見習いに好感を持った。(こいつの言うことなら信用できそうだ・・。ヨンスね・・覚えておくか。)
二人はイナに別れを告げ岸壁沿いの道を歩いていた。
「ソヌさん、すごいですね・・意外に今まで使われていなかった分恋愛に関する感覚は鋭敏なのかもしれませんね。私が見えていないものまで見えちゃうし・・イナさんのような男性には私よりあなたの方が適任かもしれませんね。いやぁ~まいったなぁ~。ヒョンって呼んでいいですか?」
スヒョンは珍しく興奮気味に話しかけた。この世界でスヒョンが自分より能力が上の天使に逢うことはめったに無いことだったから。
「好きにしていいが・・まだ教えてもらわないといけないこともたくさんありそうだ。」
「ええ。何なりと」スヒョンは嬉しそうに言った。
ソヌはこの仕事を気に入ったようだった。しばらく楽しい日が続きそうだった。
スヒョンは微笑んだ。
「じゃ、帰りましょうか。」そういうと手を差し出して笑った。
「男同士で手を繋ぐのも何だか気が重い。早いうちに移動方法を教えてくれ」ソヌが真顔でスヒョンに言った。
「そうですね。じゃあ、今度」スヒョンはそう答えると嬉しそうにソヌの手を握った。
お元気でした?
夏はいろいろあります。忙しいねっ。
で、天使見習いのソヌって、いいっ!
ソヌを救ってあげて。
見習いが本物になるまでこの続きはあるのよねっ?
次回UPお待ちしております。
まだまだ、お暑うございます。
ご自愛のほどを。
凄い思いつきですね一度haru様の頭の中覗いてみたいものです。
私もスヨンちゃんは自分の為に刑務所に入ったイナさんを探しもしないで薄情な女だなと思ってましたきっとその後はこんな感じだと思います。スヒョン&ソヌは良いお仕事されましたねでもヨンス???どうなるんでしょ
皆様に叱られそうですけど…私は「甘い人生」苦手なんです映画自体がって事なんですけど…だからソヌには感情移入できないんですよでもharu様の文章からこんな人なんだぁと感じとっていけたらなっと思います。
今回も楽しませていただいてありがとうございました
天使見習いかぁ(笑)
そう言えば、スヒョンも天使でしたね。
うんうん、面白い!!
で、スヨンが出てる?え、まだイナと一緒?って
斜めになっちゃったけど(何処まで嫌いじゃ・・笑)
haruさんは、元カノ嫌いな筈・・・先を読もうって思ったら、やっぱり~~、良かった(笑)
で、ヨンス?(笑)
でも、あのヨンスじゃないと踏みましたが?(笑)
楽しませていただきました。
ありがとう
イナ、別れてたのね。続かなかったのねえ。やっぱりねぇとどこまでも喜ぶわ。
<彼女は「あなたが嫌いで捨てたあなた」を今でも慕っている。巨万の富を動かすビジネスで成功したあなたを求めています。>
実にセリフが生きてるね。
楽しいスト-リ-をありがとうございます。
昨日からGyaoの8話が途中で切れて観られなくてイライラしてたの。
たくさんのビョンホンに出会えて良かったわ。
ずっとロム専をさせていただいていましたが
今回のお話の面白さに出てきてしまいました。
ソヌが天使見習いになって
白いスーツを着てイナの前に現れるなんて
本当に楽しくて、なんだかとても嬉しくなりました。
これからソヌがイナをどんな風に
気持ちを変えさせるのかわくわくしています。
そしてharuさんの今までの記事を読んでいると
ご近所さんかな?と思います。
(私はTDLまで車で20分位の場所に住んでいます)
おもしろい
イナになぜ天使が必要なのかな?っていたら、なるほどです。
それに ソヌが男性と手をつなぐなんて(笑)
楽しいソヌをありがとうございました。
これは 続くのでしょうか?
やっぱり、イナさんは「オールイン」のあと、まだ続きがありますよね。
私も感じていましたよ。スヨンを思っている間も幸せだったけど、別れても、次のもっといいかたちの幸せを見つけるチカラをイナさんは持っていると
続きを楽しみにしております。
haruさん、ありがとうございます
イナ、ソヌ、スヒョンと豪華メンバーが全員あのバリトンボイスで会話してると思うだけで面白い
しかも二人手つないでるし(爆)
今日ヘイフラワーと一緒に「太陽がいっぱい」をまた借りてみちゃった後だからどうにもあちら方向に頭が
いってしまいますわー
鏡の自分にチューするところとかね・・
そして近々ぜひソヌヒョンをテプンヒョンに紹介して
上下関係はっきりさせてくださいっ
ひとつ質問、ヨンスさんじゃなきゃいけないの?
ヨンスさんはミンチョルのものだから別の人(例えば
誰秘の次女とか)じゃダメ?
スターキャラ、勢ぞろいですね。うふふ。
mimira さんはバリトンボイスというけれど、私はなぜかこの3人の会話が、和也x3だわ。
スヒョンは、ソヌの天使教育に手がかかると思うな~だって、社長の気持ちやヒスの気持ちはもちろん、自分の気持ちだってわかってないし・・・まぁ、手がかかる弟子ほど可愛いというし。
さて、イナさんとスヨン。気になるのは、ポツンと一軒だけ建っているあのソプチコジの白い家。あそこは、現実に台風銀座だから、近いうちに壊滅すると思うの。イナにはあの家しかないから、お部屋ももらえなくなったらスヨンさんは自然といなくなると、勝手に想像してました、ワタクシ。
そんな時に、イナさんを救えるのは、ヨンスなの? 意外にもリエが登場したりして(笑)
続きが楽しみだわ~(続きあるよね、もちろん)
ソ\ヌが出てきましたね。
京都は五山の送り火。
これを見ると「夏も終わりやなぁ」と思います。
ご先祖さまも帰らはりますしね。
で、送り火の日に天国からソ\ヌが舞い降りてきたのですね。
しかし、男前が3人も揃うなんて。
この構\図を想像するとどひゃ~って思いましたよ。
そういえば先日、夢にイ家のご長男が出てこられました。
白いスーツを着てらっしゃったわん。
"ソヌ" 、ある意味"天使"、嵌りかも?
恋愛にかんしては、とっても........
ところで、ソヌはこれからも白いタキシードのまま?
楽しかったです。
次は、誰を幸せにするのかな?
ソヌの白タキシードってちょっと想像できない。やっぱソヌは黒。
そこをあえて白にして羽生やしてみました。
うん。単なる思いつきで書き始めたんですけどソヌはこの後も続いて行けそうですね。
はい。彼の幸せを探してみましょう。
うさるなさんもお忙しそうですが御身体ご自愛くださいね~
haruさん相変わらずいいね~~うまいよ!!
白いタキシード着たソヌが頭に浮かんできて
楽しくなったよ。
私スヒョンすきだけど、ソヌの前だと、
軽い男やね・・・・でもいいか。
なんか軽いコメントでごめんなさい。
そうですね。私もそう思います。
ビジュアル的には『オールイン』のイナが一番大好きなのですが何度も観る気にならないのはスヨンの人物設定が今ひとつ魅力的でないからなのではないかと思っています。もちろんそれだけではない・・・のですが。観ると単純に辛いからです。
あら、ピシッピシッ!
ソヌが苦手となぁ~
そうですか・・それはお辛い。確かにちょっとバイオレンス的要素が多い映画ですからね。
かく言う私もビョンホンにはまっていなかったら観ていたかどうか・・おそらく観ていないでしょう。
ソヌは緻密なんだけど自分や人の心の動きにはあきれ返るほど鈍感な人物。でもそこがたまらなく愛おしいあの暴力の裏に隠れた彼の切ない姿にもう一度出会うお手伝いが出来るといいなぁ~また書いたら読んで下さいね~
karinさんち覗いて受けた影響大です。(笑)
おまけに以前からスヨンはね。「ちょっと違うんじゃない?」って私の中では???だったので。
こんな展開です。
いや、ヨンスはあのヨンスですよ。
これも影響大(笑)
だって、欲のない女って彼女しか思いつかなかったんですもの。
でも・・・結ばれるだけが幸せじゃない・・。
そんな気がしています。あれ、既にネタバレ
良かったです~。喜んでいただけて。(笑)
あの二人はね。難しいですよね。
やっぱりそう思われてました?
スヨン上昇志向強そうな気がします。
貧乏で地味なイナにハッパかけそうな気がします。だから別れた方がね。
Gyao観てますよ。おまけにボムスも。睡眠不足でまずいことになってます。
やっぱミンチョルは色っぽいですねぇ~
ようこそお越しくださいました~
大歓迎です。
今まで読んでいただいてありがとうございました。
良かったです~
読んで楽しんでいただけて。
そうですね。ソヌは一人前になるまで追跡しますが・・イナも幸せになるまで追跡が必要ですね。コメントいただいてこうやって最初思ってもいなかった展開になって新しいものが生まれたりするから楽しくってブログも創作もやめられません。
また、刺激与えてくださいね~
お待ちしております~
たぶんTDLから20分くらいだと私のほうが田舎の山沿いだと。
千葉県民市川近辺オフ会もしくは鑑賞会の時は告知しますのでご都合が合えば是非。
>これ、続くのでしょうか
実に的確な質問ありがとうございました。
皆さんにコメントいただくまでこの話に続きがある・・・なんてことは思いもよらず
ただ思いつきで書いたのですが。
コメントを読むにつれ・・続き書けそうな気がしております。
書けたら読んでくださいね。
おてて繋いだソヌとスヒョン・・可愛い意外性が命でございます。
『オールイン』はあの後お話できそうな終わり方でしたよね。
・・・でです。
イナって平凡な幸せが似合わないような気が実はとってもしています。
この後・・一体イナもソヌもどうなるのでしょうか。
皆さんのコメントを読ませていただいていると沸々とアイデアが浮かんでまいりますが・・。
また、書いたら読んで是非感想をお聞かせくださいませ~
コメありがとうございます~
『太陽がいっぱい』・・・見損なったのよね。
やっぱり観ないと。ウズウズ・・・
脳内変換して楽しめそうです。
ソヌとテプンね・・・
すっごい取り合わせ。(笑)
どっちかなぁ・・クックック・・
では是非一度お手合わせお願いしましょう。
・・・でなんでヨンスかって?
強欲な女(?)と別れてイナしゃんは欲の無い一緒にメキシコでタバコ売ってくれそうな女と知り合う・・
・・そんな女あの人しか知らなかったから。次女はタバコ売り・・できんだろでも、前途多難な設定。我ながら。
和也×3・・・・って想像しただけでキツイわ~。(笑)NHKさんのおかげでイナさんの声は和也優勢なのよね。悲しいかな。
ソヌ天ね。もっと不出来にする予定だったんですけどこれが意外と優秀に書いてしまった。どう考えても気持ちに敏感な男とは思えないんだけど・・今後そのへんの謎も含めてお話作ってまいりましょうかね。
あのおうち。ニトリのショールームみたいで風の強いあの場所にはどうかなって思ってました。
そうなんだ・・やっぱり彼らは結ばれないわよね。ああ。家無くなったら出て行きそうだわ。スヨンちゃん。(笑)
リエですかぁ~(爆)あの怪しげな日本人のヒモ・・いやいや彼女ならタバコ売れるかも。意外と。この先もお楽しみに。
いいなぁ~やっぱ夏の京都は風情があって素敵ですね~一度行ってみたいわ~。で、彼にも是非見せてあげたいわ~。
そう。ソヌ降りてきました。
もとよさんはソヌ好きですものね。
喜んで頂けて嬉しいです。
えっ、夢に出てきたの?
いいなぁ~。私はすっかりご無沙汰だわ。
白い彼が出てきたら寝ながら鼻血出してしまいそうです。
今日はお祈りして寝よう~っと!
そうでしょ~。恋愛に関しては・・どう?って感じではありますが。
コメ皆さんに頂いて続編書けそうな予感がしておりますので追い追い。
ずっと白いタキシードって~のもね。
ギネスビールを買いに行く私服ソヌ結構好きなのであんなラフな格好させちゃおうかな
スヒョンのセンス見習わせます。
お元気そうで何よりです。
楽しくなっていただけたようで良かった~
そうでしょ。
何だかこの二人に囲まれるとスヒョンが軽く薄っぺらな感じになっちゃって・・
同じ人なのに変。本当にビョンホンってすごいわ~
しかし、このシリーズ書き始めてから妙にスヒョンに愛着感じてます。
すっかり出遅れて、今頃のコメントでごめんなさい。
この時期の美日々配信がにくい(←ウソ、狂喜乱舞)です。
このせいで、何にもできません。
ところで、天使にスカウトされたソヌ・・。
う~ん、ボディガード系で格好いいかも。
しかも、鈍感で可愛いいかも。
どれだけ役に立つか、未知数ですね。
続きを楽しみにしています。きっと面白くなりそうです。
スヒョンのお株を取らないように、一緒に活躍するのよね!?
2人で、おててつないでを想像するだけで、
にっこりご馳走さまでした。
そうなんです。ソヌね。もっと鈍感で使えないキャラにしようと思って書き始めたら・・ヒョンになっちゃった。
そう。彼は未知数ってことで。
これから育ててまいります。
スヒョンは話術では無敵ですから共存共栄でしょう。
お好みに合わせて皆さんに食っていただければ本望ということで。
おててつないでしばらく同伴出勤です。