新宿の小田急百貨店が解体とのニュースを耳にしました。
えっ、坂倉準三の作品だったんだ。
有名な建築家の作品でも容赦なく解体するのね…ともの哀しく。
時代の移り変わりの非情さを嘆いていたら。
記事の中に
えっ?原美術館解体?
発見。
しかも、もう、1年以上前に。(苦笑)
閉館までは情報を追えていたのに。
まさか、あの素敵な建物を、
まさか、渡辺仁の作品を、
解体するなんて結論が出るなんて
考えてもみませんでした。
なんてこった…。
もうあの佇まいには二度とお目にかかれないのか。。
現代アートにはとんと疎いので、
行ったら建物ばかりを愛でていましたが。大変残念です。
すっかり凹んでいたところ、
解体される名建築がある中で
大好きな名建築が再建された姿を拝めるとの情報がっ!
「百年名家」大好きな番組なのですが、
移築が完了した大好きな建物を特集して頂けるようで大変楽しみです。
「旧渡辺甚吉邸」に関しては
「奇跡の住宅 旧渡辺甚吉邸と室内装飾」(LIXIL出版)を舐め回すように観るほど大好物。
小品ながら凝った造りに目がハートの代物。結婚式場(白金甚夢迎賓館)になった時はちょっと心配でしたが、無事生き残ることが出来た様子に安堵しました。
いつか実物を見学したいものです。
そして、いつかは書きたいと思っておりました。こちらの話題。少し前、
鈴木京香女史が
名建築家ル・コルビュジエの元で働いた吉阪隆正氏設計の
Villa Coucou(ヴィラ・クゥクゥ)1957年
を継承されたと話題になりました。
買うのも億単位のお金かかりますが、維持をしていくことに手間もお金も半端なくかかるのに。
パッと購入しちゃう女前な姿に
惚れた感動した!
ハセヒロ君のお父様 故・長谷川堯さんは建築評論家として有名。
ハセヒロ君も建築好きそうだし。
ル・コルビュジエについて2人で語り合う姿が絵になるー
どうか大切に継承していって頂きたい。
この地震大国日本で
名建築と言われる建物を遺していくのは
大変よねー。
と思いながらも出来れば遺してもらいたいと切に祈る。
そして、やっぱり姿が消えゆく前に危ういものは見ておかねば…と決意を新たにしたのでした。
秋になったらまた出かけたいものです。
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