大変盛り上がった中で閉幕のご様子
観たいもの調べたいもの読みたいものも多く。追いつけない。
あくまで備忘録なので
マイペース、遅ればせながらの報告で。
明治生命館は何度目か?
東京建築祭とはいえ、通常公開プラスパネル展示。
やっぱり天井が美しい。
手すりも凝ってる。
食堂の料理用エレベーターが可愛い。
今回、改めて家具に注目!
家具デザイナー 梶田恵氏
いやいや、細部まで凝っていながら
くどくない洗練された上品な家具たちに改めて胸キュン
美しいものを見ると上がるわ。
とにかく
何度見ても美しゅうございました。
岡田信一郎さん、ありがとう。
そして2件目はこちら。
国際ビルヂング
ディングではなくヂングな名前にときめく。
竣工が1966年9月
昭和41年高度経済成長期真っ只中。
現地にはこんな感じでパネルが数枚。
図面や竣工当時のパンフの画像なども拝見することができました。
内部はこんな感じ。
私が大好きな昭和東宝サラリーマン映画の中でタイトでシルエットが美しいスーツを纏った司葉子や団玲子が降りてきそうな階段。
そして
新東京ビルヂング
こちら1965年4月竣工
大きいので順次竣工し、全館揃ったのが
この時期ということですかね。
期間中、パネルを展示していただき
やっぱりこれ。
ドーム天井の装飾が美しい。
階段の赤も素敵。
マテリアル感全開の階段の手すりも
カーブが美しい。
何故か京橋へ移動し
明治屋ビルを拝見したり。
国立映画アーカイブの企画展を拝見したり。
芥川也寸志先生の若かりし頃が素敵すぎて
目がに。
(リンクからご覧いただけますので是非ご賞味あれ。)
映画美学校が入っていた片倉ビルがなくなっていたことに愕然としたり。
遺構はこちら。
十数年前にお邪魔した時、丸窓に心を掴まれたのに。
もっとちゃんと見ておけば良かった…
建物見学ほど、あの時見ておけば良かったと後悔するものはない。
京橋エドグランで美味しいお蕎麦に舌鼓し。
炎天下、おひとり様旅ながら満喫。
そして夜はこちらのイベントへ
こちらも大変楽しく拝聴。
・建築を観たら美味しいものを食べて五感に記憶を定着させるのがおすすめ
・日本全国の建築ツーリズムの紹介
私が惹かれたのは
「湘南邸園建築祭」是非伺ってみたい。
他にも前川國男氏の作品で括った建築祭などを紹介して頂きました。
・登録文化財も増えてきて、周知の文化財もあり、どう保存していくかについて考える。
大きなお屋敷や会員制の建物は見たことある人が少ないので、どんなに価値がある素晴らしい建物でもいざという時応援してくれる人が少ない。オープンハウスでファンを増やすのは効果的。
持ち主も建物の魅力を再発見できる機会になる。
・人が大勢来て見ることで建物が傷む速度は早まるといった弊害もあるので、鑑賞の際はルールを守って大切に見ないともう公開できません…ということになるかも。
作法を守って鑑賞してください。
・古地図を見ながら今と比べるのも楽しい。ネット閲覧可能な参謀本部地図に
・建築とエピソードが繋がった時、見た者に響くと聞き、なるほどと頷く。
確かにただ見ただけではなくどういう物語があるか知ると愛着湧くのよねー
と納得なのでした。
講演後は美味しい無国籍料理を食べた後、
酔っ払い渦巻く新橋へ立ち寄り。
もちろん、お目当てはこちら。
どーん!
横顔も抜かりなく美しい。
階段にもこんなあしらい。
高貴だ。
建築家と作品が一覧になった事典も是非見てみたいなぁー。
楽しいがまた広がってしまった。。
嬉しい悲鳴。
土曜日はお仕事でお休み。
日曜日に続く。
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