Cucurbita spp. 南瓜 カボチャ pumpukin

今年はジャングル畑に棚を作り、その上で2種類のカボチャを育てています。1種類は日本カボチャ、ヒョウタンカボチャと呼んでいます。葉は葉脈に沿って白い斑があり、蔓の勢いがすこぶる強く、実は秋になってから付きます。




もう1種類は、昨年茨城から送ってもらった江戸崎カボチャの種子を採っておいたもの（のつもり）。
一本の蔓に何個成らせていいものか分かりませんが、1番、2番の実はしっかり着果しており、その先に雌花がまだ3個ついています。

棚の高さは1m80㎝ほどあり、今年こそはイノシシの鼻を明かしてやるつもりです。

Trichosanthes cucumerina ヘビウリ snake gourd

今年は連休の種蒔き後、雨が少なく、梅雨に入ると今度は日照不足。野菜作りには何かと気のもめる天候でしたが、我が家のヘビウリもようやく大きくなりました。

朝、畑へ行くと白いもじゃもじゃの花が幾つもついています。これを見て、「カラスウリの花と同じ！」と思うあなたは相当の“植通”。

雄花


雌花


雌花（蕾）


ヘビウリの赤ちゃん（10㎝足らず）。あと2週間もすると、棚のあちこちににょろにょろと縦縞の“長いもの”がぶら下がります。
癖がなく、炒め物や漬物で美味しく頂ける夏場の良い野菜ですが、蛇食文化に欠けるわが国では見た目だけで敬遠する人が多いのは誠に残念です。