畑のクマゴロウ

糸島市でイノシシ君・アナグマさんと小競り合いをしながら畑、テニス&貝を楽しむのんびり人のブログです。

GGの酷語笑辞典(1)

2019-01-07 07:25:38 | 日記
GGの酷語笑事典
2017.9.27

本書は筆者が長年にわたり見聞きし、感じたことを書きとめた鬱憤のゴミ箱であり、私的な自己調整弁である。洋の東西を問わず世界には自国第一主義がはびこり、判官贔屓の絶滅と太鼓持ちの大発生に心穏やかならざる人々にとって本書が一服の清涼剤となれば幸いである。他人の創意工夫を採録する場合にはできるだけ出典を明示し、原典に忠実に従ったつもりであるが、近年頓に物忘れが良くなり、他人の説を自説と思いこむ傾向が強くなっていることを思うと心穏やかならざるところである。先人諸氏の御寛恕を願う。


凡例
(医):医学
(解):解剖学
(外):外来語
(楽):音楽
(歓):歓楽
(慣):慣用句
(気):気象学
(擬):擬態語
(軍):軍事用語
(形):形容詞
(経):経済学
(芸):芸能
(形動):形容動詞
(建):建築学
(古):古生物学
(固):固有名詞
(工)工業
(工芸)工芸
(古語):古語
(諺):諺
(史):史学
(自):自動詞
(植):植物学
(食):食物学
(女):女性名詞
(女動):女性動詞
(人):人名
(スポ):スポーツ
(生):生物学
(政):政治
(説)説話
(他):他動詞
(男):男性名詞
(地):地学
(地理):地理学
(通):通性名詞
(天):天文学
()
(動):動物学
(物):物理学
(風):風俗
(武):武器・兵器
(副):副詞 
(方):方言
(民):民話
(名):名詞
(遊):遊戯



〔あ〕
愛(あい) (名)あいまい模糊として、あえかで、あえ無いもの。

藍(あい) ①(植)。タデ科イヌタデ属の一年草。人が藍染の原料とすることがあるが、犬は食わない。②(工芸)タデアイ(アイタデ)を発酵させて作る群青色の染料。

生憎(あいにく) (形動)残念ながら合い挽き肉では間に合わない。

合間(あいま) (名)主たる活動の間に挟まれた無為な時間帯。その学生は、サークルの合間にアルバイトをし、残った時間は勉学に励んだ。

青(あお) ①(化)緑色染料から黄色成分を除去してつくる明るく鮮やかな色彩。3原色の1つ。

青色申告(あおいろしんこく) (名)青い顔をして庶民が税金を値切る確定申告の1つの方法。赤色申告、白色申告を見よ。

赤(あか) ①(化)大多数の動物の血の色。一部の軟体動物は白や青の血を持ち、ささやかに独自性を主張している。②(思)戦時中、人の思想信条を赤、白、青、黒の4色に分けて統制・管理したときの1範疇。赤は血の色であり、赤貧洗うがごとき生活に不平・不満を抱く庶民特有の危険思想として弾圧された。白は包帯の色であり何色にでも染められる。この思想の持ち主は従順に指導者に従う大政翼賛会の担い手として歓迎された。青は庶民の顔色であり、吐息であるが、赤ほど血気盛んではないので積極的に弾圧するほどのことはないとされた。黒は僧侶の法衣の色から、本来は人民のこの世の苦悩を救い、来世の幸福を祈る手強い思想を表したが、高位の僧侶が赤や金色の法衣を愛用するようになり、庶民の思想との乖離が明らかになったので取り締まりの必要なしと判断された。

赤色申告(あかいろしんこく) (名)政治家が、領収書のコピーの改竄、または領収書紛失届けを使ってシャーシャーと税金逃れをすることが認められている夢の確定申告。

赤字(あかじ) (経)過剰な期待を込めた収支の甘い見積もりが、糊塗できないほど大きくなったことを国民や市民、家族に知らせるために、特殊な赤インクで書かれた国家経済白書。

悪女(あくじょ) (女)ほぼ全ての女性。普通の女性。意識的、或いは無意識にあまり深刻でない悪事を働く。鬼女を見よ。Womankind.

悪人(あくにん) (通)心に疚しさを感じることなく悪事を働く人。職務の遂行上、やむなく、心を痛めながら弱者を餓死に追いやる市役所職員は該当しない。

朝(あさ) (名)鶏や新聞配達人が活動を開始してから、夫や子供を職場や学校へやり、昼食並びに昼寝を待つ時間帯。

朝立ち(あさだち) ①(古語)旅人が、宿を早朝に出立(しゅったつ)すること。②(健)朝、立っていること。

朝焼け(あさやけ) ①(気)朝、晴れているが、昼頃から天気が崩れることを全国規模で手軽に知らせるために、気象庁が空に設置している赤信号機。 flush of dawn. ②(健)朝から胸焼けすること。pyrosis of dawn.

漁る(あさる) (他)むやみやたらに首を突っ込み、利権を得ようとする。

足(あし) (解)動物が体を移動させる時に使う筋肉質の器官。1本から1000本まで様々であるが、進化の程度に応じて減少する傾向がある。foot.

足組み(あしぐみ) ①(男)電車内で一方の足を他方の足の膝の上に乗せて短足を隠そうとする無意識の行為。②(女)向かいの席の男性の意識調査のため、ミニスカートの女性が行う下着のデモンストレーションを伴う組体操。靴の汚れを取りたいとき、隣の席も自分専用にしたいときにも行われる。

味(あじ) (名)無味無臭と区別される甘辛鹽酸苦み。旨み。在って欲しいと願う渋みやえぐみ。含蓄。色気。

味見(あじみ) (家)つまみ食いの丁寧語。本格的に手を出すと家庭の崩壊を招く軽い浮気。

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